『甘い夜は続く』

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──ヤバい…。 「…っ、由佳…」 眉間に緩くシワを寄せて、目を伏せ、お腹で大きく呼吸をしている大藤を見て、由佳はふんわり笑う。 「感じてくれているんですね…。嬉しい…。」 「…つっ…由佳…」 「はい?」 「もう…いいかな…?」 「え?だーめっ!今日は、私がするんです。」 「由佳…?」 「はい?」 「飲みましたか?」 「少しだけっ!」 大藤は、頭を抱えたい気分だった。 現実には今は無理だが。 「ねぇ?久信さん…男性も、胸とか感じるって…、本当ですか?」 「さあ…どうでしょう?」 「舐めてみたいな。」 「舐めてみたら?どうせ、俺は抵抗出来ませんからね?」 「すっごく…ドキドキする…」 舌先を、惑うように、その白い歯の間から見せて、ゆっくり舐め上げられると、思っていたより、ぞくん、とする。
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