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プロローグ
プロローグ1
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皆さん、はじめまして~。私は、十和 姫絽。16歳。高校1年生の女の子です。
今日は、夏休み明けテストの日なんだ~。幼馴染みで親戚ということから、ずっと、仲良くしていた。十城 友哉君と夏休みからお付き合いし始めたんだ~。
という事で、友哉君が迎えに来てくれるのを待ってるんだ。
・・・・・ピンポーン。
あ、説明してたらお迎えみたい。ワクワク。
「おばさ~ん。友哉です~。姫絽迎えに来ました~。」
「はいはい~。姫絽~。友哉くん来たよ~。」
「はぁ~い。」
階段を急いで駆け下り、玄関へ向かう。
「ごめんごめん~。まった~?友哉君。」
「うん。待った。行くよ。急がないと、電車間に合わない。」
「了解~。」
「「ママ(おばさん)。行ってきます~。(行ってきます。)」」
姫絽はママの頬にチュッとキスをする。それが、いつもの、出かける前の挨拶だった。
2人仲良く、姫絽のママに行ってきます。と声を揃えて、出ていく。思えば、これが、家族(親戚)との最後の挨拶だった。
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