神の間《はざま》

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(神の間(はざま)) 転生前の話し合い?(両親との最後の会話) 2 _____________________________________  今回の話は、前回、神様が姫絽(ひいろ)達の両親に2人の死の事を話す所からです。 当初の予定では、変な所で区切った為、当日にでも、書き上げて投稿しようと思ってたのですが、姫絽(ひいろ)の心を壊さぬように、魂の崩壊など、起さぬようにおじぃちゃんが、姫絽(ひいろ)達の前で、両親に話す時、何処まで、言うのか、そのまま言うのか、オブラートに包んで言うのか、迷った為に、1週間もお待たせしてしまいました。 1週間、お待たせしてすいませんでした m(_ _)m _____________________________________ 「まず、今回のこの会や手紙付いてなのだが。一つ言っておくと、神は外界に関わってはならないと言う法が有るので、ホントであればこの会も手紙すら送れなかった。それを、分かって頂きたい。」  神の、それも、最高神の言葉に姫絽(ひいろ)友哉(ともや)の家族達は、言葉が出ず、頷くしかなかった。  そんな、対応を見た神は今回の事を話し出す。 「まず、今回の件。最終的には、儂が悪いのじゃが、そうも言ってられん状況だというのは、判るかの?」 神のその言葉を聞いて、今度は、(かなで)が代表して答える。 『はい。貴方様の手紙に書かれていた。「次回も同じ事が起きぬように、同じく議会で、儂の補佐を今までの0人から、2人に増やす事、各書類を扱ってる部署では、寿命の見えない者の書類作成や関わる事の禁止、但し、運搬はそれに含まず。と言う法や、各書類を扱う、TOPの天使の不正があるかもなので、その補佐(監視)として、2名の天使の増員が決定した。」が関係があるんですか?』  その言葉に、最高神がこう答える。 「そうじゃ。詳しく説明するぞ。此度の姫絽(ひいろ)達が亡くなった、地震、アレの死亡者は、人間で200人、動物で500体を超える数の書類が此処に飛んできた。全部で、軽く700をも超える書類に、嫌気が差し、死亡者を扱う部署の最高天使が、全ての書類を下級天使に『此処の書類の者達は、死亡予定だから、死亡原因を見て、此処に書きなさい』とそう言ってしまった。または、そこに有る全ての書類の者達が死亡者だと下級天使が思ってしまった事により、亡くなる筈でなかった、2人にまで、死亡原因が追加された。このような事が、今回。この話し合いの場や手紙を送るのに十分な事と判断され、今に至っている。」  そのような、重大発言を聞いて、やっと姫絽(ひいろ)友哉(ともや)の家族達は納得した。  そして、なんか話さないと。と思い、(かなで)が、また、こう言うのであった。 「そうだったのですね! 道理で、こちらにも都合が良いぐらい、色々とあったので、何か、ただならぬ事が、あるんだと薄々思っては居たんですが、ここまでとは思いませんでした。一つ質問宜しいですか?」  そんな言葉を聞いて、最高神が答える。 「()いよ? 儂に答えられる範囲の事ならば答えよう。」  その言葉を聞いて、(かなで)が、ありがとうと言い、質問していく。 「ありがとうございます。私達家族が、聞きたいのは、下級天使に自分の仕事を振った、死亡者を扱う最高天使が、どうなったかについて聞きたいのです。可能ですか?」  そんな言葉を聞いて、最高神が答える。 「うむ。問題ないぞ。その問題を犯した最高天使なのじゃが、簡単に言えば、もう此処には居ない。神の間(はざま)の議会の決定で、儂が直接、その者の最高位の取り上げ、神力・魔力の封印、天使の体を魔物(フェンリル亜種)に変換し、異世界の裁きの岩戸に封印した。勿論、姫絽(ひいろ)友哉(ともや)の行く異世界でない事は、把握して頂きたい。」 _ 姫絽(ひいろ)すまない。ホントは、お前の行く異世界に封印したのだ。これを言えればどんなに楽か、でもこれは、儂が抱えて行く罪なのじゃ。許しておくれ。 _ 最高神(おじいちゃん)が、奏(かなで)に答えた言葉以外に、思ってる事など、知りもしない2人は、終始黙って、成り行きを見ているのであった。そして、自分の質問に丁寧に答えてくれた、最高神に(かなで)はお礼を言い。一旦この話は終わりになるのであった。 _____________________________________  次回、家族、姫絽(ひいろ)達のチートを知る。 お楽しみに~!
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