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(神の間(はざま))
転生前の話し合い?(両親との最後の会話) 3
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おじぃちゃんがある程度、話し終わった後、姫絽と友哉が沢山、両親との会話を楽しんでいた。だが、お別れの時間はすぐそこまで迫っていて、此処で、今まで、無言で会話を聞いていたサクリエルが話し出す。
「最高神様、そろそろ、お時間が~」
「あ~。そうじゃったの。すまぬ、皆もう。時間じゃそうだ。」
その言葉を聞き、姫絽達は仲良く返事をする。
『はぁーい。』
おじぃちゃんは姫絽達の両親にこんな事を聞く。
「ご両親は、その最後に聞きたい事はあるかの?」
その言葉に、今度は友音が質問する。
「そうですね。友哉達がどう云う世界に行くのか、その世界での能力等。可能であれば知りたいです。後は、難しいかもしれないですけど、手紙や写真等を送ることは可能ですか?」
その言葉に神が数分間、黙った後こう答える。
「ん~。良いとも思うのじゃがの。先のお主達と姫絽達が、こうやって話すことの確認を取り、干渉に付いての確認も取った際、『此度は、お前だけではなく、神の間全体を揺るがす危機だった、なので、ご両親や姫絽ちゃん達には、最高天使のやった事と体裁が取れる等にしてくれ。どんな事でも儂等議会は、お前を裁くような事はせんでな』と言われたので、大丈夫じゃと思うが、聞いてみる少し待ってくれぬか?」
「はい。お願いします。」
― 数分経過後 ―
「うむ。良いそうじゃ。どれ、口頭では解りにくいと思うでな、地図を出させる。サクリエル頼むぞ。」
「はい。・・・・。どうです?」
「おお、初めてにしては、良い出来じゃの。良い子じゃ。」
そんな言葉と、一緒にサクリエルの頭を撫でだす、おじぃちゃんに、爺ちゃんとサクリエル以外の者達から、驚愕が返って来たのであった。
『初めて だと(なんですか)!?』
「ああ、この子。サクリエルは、最高天使が居なくなるかなり前に、上級天使の試験に合格した子での。魔法の類を使うのは、今回が初めてなのじゃ。上級天使になる試験では、神力を使うテストと筆記テストがあっての。この子は、筆記テストトップ合格した子じゃ。勿論、神力の方も合格はしておる。今はこうして、儂に付きつつ、色々な部署を回っておる。そちらの世界で言う、実技研修なる物の真っ最中じゃて、下級天使の頃には、全然使えなかった、神力もかなり使えるようになって来て優秀な子じゃて。ん?あ。こんな説明をしてる場合ではなかった。改めて、地図見えるかの?」
そんな言葉に、会話を聞いてた、サクリエル以外の全員が可愛いおじぃちゃんだと思いつつ。
友音が答える。
「はい見えます。かなり広いですね。」
「そうじゃの。これがこの子達の行く異世界。メノージじゃ。儂等、神はこの世界のことをナノと呼んでるがの。この世界のカナメ国と言う所に2人とも転生するのじゃ。」
そう、最高神が言った後、地図がカナメ国用になってたのであった。
その地図に、友音がこう言う。
「えっと、さっきの地図より、狭くなったみたいですが、何処がカナメ国です?」
「ん? ああ。これ全部カナメ国じゃ。カナメ国は1つの絶対王を10の地方の王が支える事で、出来上がってる国じゃ。地方の王は領主になるんじゃ? と思っておると思うのじゃがの。王都と一番遠い領では、馬車旅。1年掛かるのじゃての。1人で収めるのは無理じゃて、この国を起こした初代王がこのような王政にしたらしい。で領は高い壁で守られており、壁から外に出ると魔物等がウヨウヨしておる。まあ、中には、過去の儂の失態で亡くなった者達が転生したのもまだ居る筈じゃが、大方は、まぁ、魔物じゃてな。討伐されておよう。なので、外に出る時は、魔物全体が敵じゃと思うのが良かろうて。」
「そうなのですね。友哉達のスペック等は?」
「ん。そうじゃの。待っておれ。」
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はぁい。転生前の話し合い?(両親との最後の会話) 3でした。
あれ~。姫絽達のスペックまで、行けると思ったんですがね。他の会話に飛んでしまった為。次回に持ち越しです。なんかすいません。m(_ _)m
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