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(神の間(はざま))
転生前の話し合い?(両親との最後の会話) 4 ★
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前回の続きからです。
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「ん。そうじゃの。待っておれ。」
そう、最高神様|(おじぃちゃん)が言うと、待っていたかのように、サクリエルさんがなにか呪文のような物を唱えると、机やら便箋やら封筒やら万年筆がいきなり最高神様|(おじぃちゃん)の前に出てきたので、不思議に思い、質問する。
「あの。最高神様? 何をなさっているんでしょうか?」
「ん? あーえっと? 君は姫華じゃったな? そうじゃの。姫絽達のステータスなんじゃがの、そのままだと見えないステータスがあるのじゃ。なのでの。こうやっての。書いておるんじゃ。それとこれを送るときに、赤と青のボックスを一緒に送るでな、それの説明も付けておく。少し待ってくれるか? それとな。姫絽達の体を、儂が再構成するでな。そちらの事を息子や娘と思うておるでの。もっと気安く呼んでくれると嬉しいのじゃ!」
「はい。分かりました。テルじぃ様。」
ー 数分後 ー
「出来たでのそっちに送るぞ? ホレ!」
その言葉と供に赤と青のボックスが2個ずつと、姫絽のご両親へと書かれた封筒と、友哉のご両親へと書かれた封筒が、家族達の目の前に出て来るのであった。
「テルじぃ様、来ました。」
「うむ。説明するでの。封筒の封を切ってくれるかの?」
テルじぃ様にそう言われたので、各家族達は、封筒の封を切るのであった。
「2枚手紙が入っておると思う。上の1枚が、赤と青のボックスの説明なのじゃが、それを見ておってくれ、儂が口頭で説明してゆくぞ。いくぞ。まず、赤のボックスはこちらに手紙など何かを送る際にそこに入れてくれ。そしたら届くようになっておる。青のボックスは、こちらからそちらに、姫絽達の手紙など送るようじゃ。」
「あの! 何故、このような措置を?」
「姫絽達がの、君達や儂に、自分の近況を話したいんじゃと。ちなみに、友哉の方は、向こうで生まれてから、前世の記憶を持たせておいてくれとの事じゃったでの。割と早く手紙が来るかもの。姫絽も友哉と同じで、前世の記憶を持たせて欲しい。唯、始めからあるのは嫌なので、と言っておったでの。3才ぐらいに記憶を取り戻す、手筈になっておる。質問はあるかの?」
「私からは、姫絽に質問良いですか?」
「良いぞ。」
「姫絽。何故、そのような事をテルじぃ様に言ったの?」
その言葉に姫絽が答える。
「おじぃちゃんがね。私達の転生する世界の事、教えてくれたの。私達の転生する世界は、色々な種族やモンスターが居て、私達の元いた世界より遥かに文明が劣る事。魔法や精霊魔術が使える世界で、街から外に出ると魔物が居ること、それを聞いて、私は、前世の知識、高校生までのしかないけど、使えるんじゃないかと思って。でも、初めから、前世があると、子供らしくない子供になってしまうんではないかと思って、そう、おじぃちゃんにお願いしたの。」
姫絽がそう言い終わった頃。おじぃちゃんが話し出す。
「大丈夫かの? 聞けることは聞けたかの? 友哉のご両親は聞かなくて良いのかの?」
その会話に、友哉の両親は2人一緒に『はい。』と返事をした後、友音がこう言った。
「どうせ、友哉の事だもの。面白そうだから、最初から、前世の記憶持ちたいって思ったんじゃないかと思って。www」
その言葉に友哉がこう言う。
「母さん! 酷いじゃないか~! 面白そうとは、思ったよ。でもな。俺、まだ、少し寂しんだわ。母さん達と分かれる事になって、だから、じぃちゃんに頼んで初めから、前世の記憶を有るようにして、貰ったんだ。それにもう1つの手紙に書いてあると思うけど、俺。転生先では、王子様らしんだよ。だからこそ、前世の記憶が初めから持たせてくれって、言って良かったと思ってる。」
その言葉に友音が「まぁ。」と言うのであった。
「2人の家族供に質問は出尽くしたと言う事で、良いかの? 2人のステータスを見ていこう。まず、姫絽からじゃの。」
そう言いつつ、神が呪文を唱えると、姫絽のステータスが出てくるのであった。
_ ヒイロ・カナメ・バンクラー _
人族・0才・女
LV.1
魔力 10,000(/∞)
精霊力 10,000(/∞)
体力 1,000(/∞)
知力 10,000(/∞)
防御力 10,000(/∞)
運 100(/∞)
称号
(最高神の寵愛・加護)
(異世界の魂を持つ者)
(転生者)
神々の愛し子
獣魔の愛し子
スキル
EXスキル アイテムボックス(∞)(フォルダ分け+数が見れる機能付き。)
EXスキル サーチ+鑑定 Lv.MAX (人に向けて使わないとき用。)
全魔法 全精霊術 無詠唱
全言語理解 (隠蔽) 鑑定 Lv.MAX
これに加え手紙には、姫絽が、5年以内に持つ獣魔の事等が書かれていたのであった。
※ 変更前
変更後
「質問はあるかの?」
その言葉に、姫華が答える。
「この手紙に書かれている姫絽のステータスと、今、映し出されてるのが違うのですが?」
「ああ。それかの? 姫絽が、向こうの世界に行って5年以内に持つ称号等、書いてみた友哉のも同じように、向こうの世界に行って5年以内に持つ称号等も書いておる。そちらは、友哉のステータスを見る時にでも詳しくの。それで、なにか質問はあるかね? そちらに書かれてあって、こちらが、今、写してない物は、答える事が出来ぬでの。後で、手紙でも送ってくれるかね?」
「分かりました。そちらは後で手紙に認めて送ります。では、神々の愛し子と獣魔の愛し子に付いて教えて頂けますか?」
「うむ。神々の愛し子とは、全ての世界の神々の愛する子になるという事じゃ。姫絽は、それ程、愛しいのじゃ。
もう1つの獣魔の愛し子じゃが、さっきも説明したように、向こうの世界には、色々な種族やモンスターと呼ばれる魔獣等が居ると言ったじゃろ? その魔獣や獣、獣人等から、愛されはされど、攻撃等そう言う行動を取る物を寄せ付けにくいという効果がある。そちらの世界は、平和? と言う物じゃったろ? だからの。姫絽と友哉には、この称号を付けて、なるべく、魔物にも獣にも獣人等にも攻撃されにくくしといた。」
その言葉に姫華がこう言う。
「ありがとうございます。テルじぃ様。姫絽の事、友哉君の事、そんなにして頂けたなんて、嬉しいです。最初、手紙が来た時、私は、私達の子供だけではなく、友哉君まで、一緒に間違いで死なせておいて、勝手に、転生?? ふざけないで! 姫絽は? 友哉君の気持ちはどうなるの?? って思ってました。今、テルじぃ様からの言葉を聞いて、ちゃんと聞いて、ちゃんと考えてくれたんだと分かりました。本当にありがとうございます。」
そう言いながら、涙を流すのであった。
「良い良い。当然じゃ。子供を亡くしたのじゃて。仕方ない。他には無いかね?」
「はい。今の所ありません。」
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今後の展開への説明が長くなりそうな為、スキルの一部をまとめました。
以下の通りになりました事を報告します。
転生後ステータス (2020/02/13)時点
- ヒイロ・カナメ・バンクラー -
スキル
EXスキル アイテムボックス(∞) (フォルダ分け+数が見れる機能付き。)
EXスキル サーチ+鑑定LvMAX (人に向けて使わないとき用。)
全魔法 全精霊術 全言語
全会話 全読書 無詠唱
(隠蔽) 鑑定LvMAX
転生後ステータス (2020/07/28)変更
- ヒイロ・カナメ・バンクラー -
スキル
EXスキル アイテムボックス(∞) (フォルダ分け+数が見れる機能付き。)
EXスキル サーチ+鑑定 Lv.MAX (人に向けて使わないとき用。)
全魔法 全精霊術 無詠唱
全言語理解 (隠蔽) 鑑定 Lv.MAX
少し長くなりましたが、今回はここまで、次回。友哉のステータスについて~になります。
お楽しみに~
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