神の間《はざま》

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(神の間(はざま)) 姫絽(ひいろ)転生す。 _____________________________________ 投稿、遅れて申し訳ない。m(_ _)m 姫絽(ひいろ)転生す。始まり始まり~! _____________________________________ 「さて、2人共、どうじゃったかの?」 「私は、家族と最後になる会話だけど、楽しかったのと、育ててくれてありがとうって、言えて、行ってきますも言えて嬉しかったです。ありがとう。おじぃちゃん。  まぁ、私達の家族が、おじぃちゃんの名前を呼んでたのに、何故、私達には教えてくれなかったのか疑問ですけど、私はこのまま、おじぃちゃんと呼んでいきます。」 「僕も、家族との最後の会話、楽しかった。育ててくれてありがとうって言えなかったけど、行ってきますが言えたし嬉しかった。ありがとう。じぃちゃん。  まぁ、僕達の家族が、おじぃちゃんの名前を呼んでたのに、何故、僕達には教えてくれなかったのか疑問だけど、僕もこのまま、じぃちゃんと呼んでいきます。」  最後の方はニッコリしながら、姫絽(ひいろ)が答える。  それに続いて、友哉(ともや)も同じように、答えつつ、最後はニッコリしながら言うのであった。 「それはな、仕方なくなのじゃ。あの時、2人の手紙を送る時、最高神だけじゃったら駄目かと思うて、名前まで書いてしまったのじゃ。許してくれ。  それとなのじゃが、2人に教えたい魔法がある。漢字で解錠と書いて、モリードって言う魔法じゃ。漢字で解錠って書く通り、この魔法は、解錠の魔法、唯、何者にも左右されない解除魔法じゃ。例えば、2人が、奴隷にされる為、連れ去られたとする。その時に、されるのが、奴隷具と呼ばれる、首輪や枷を付けられる事じゃ。それを付けられると、魔法や精霊術が、雇用主に売られるまで、下手をすると雇用主の権限によって、ずっと使えなくされる場合がある。その魔法具やその他ありとあらゆる物を解除できる万能魔法じゃ。覚えていて損はない。やって見ぬか?」  その言葉に、2人揃って「「やりたい!」」と言ったので、じぃちゃんが教えて行く。 「まずは魔力を感じることから、出来るかの?」 「じぃちゃん、ムズい。何だろあるようで無いみたいな感じかな?」 「おじぃちゃん。私も出来ないというか無いように思うんだけど??」  その言葉に、じぃちゃんがハッとしてこう言うのであった。 「あ、転生しないと出来ないのか。仕方ないのぉ。姫絽(ひいろ)友哉(ともや)覚えておくのじゃ。漢字で解錠と書いて、モリードじゃからな。漢字の方は、頭で思い浮かべて、モリードと言うと発動するが、大丈夫じゃて。頑張ろうの。それと、姫絽(ひいろ)、そち、先に転生じゃ。友哉(ともや)に挨拶しなさい。」 「………………はい。友哉(ともや)。行ってきます。探して会いに来てくれるの。楽しみにしています。」  最初の方は、悲しそうに、だけど、最後の方は、楽しそうに言う姫絽(ひいろ)に、友哉(ともや)は、「おぅ。」としか返せないのであった。 「では、ひいちゃんこちらへ。体は新しく出来上がっておりますので、このまま、魂をこの器へ入れるのです。大丈夫ですか?痛くも痒くも全然ありませんからね。」 「さくちゃん質問。この体ってさ、話してる間に作ったの??」 「ん~。多分違います。私達が、ひいちゃん達の前の世界の映像を見てた時に、最高神様、検討しに行ったじゃないですか、あの時に作ったのでは無いかと思います。」 「そうなんですね。この体に魂を移すのですよね?誰が、するのですか?」 「体を作ったのは、最高神様成れど、ひいちゃんが恥ずかしがると思って、今回だけ、私にされて頂けるそうです。では大丈夫ですか?行きますよー。」  そう。サクリエルが言いながら魔法を発動した後、私は魂になり、その体に宿ったのであった。 「最高神様、魂の置換完了しました。後は、宜しくお願いします。私は、仕事に戻ります。」  そう言った後、サクリエルは羽を広げ、何処かへと飛んで行ったのであった。 「では、やるかの。友哉(ともや)はそこで待っていてくれ。」  そう言ったじぃちゃんの言葉を信じて、待って居るとおじぃちゃん1人だけがその部屋から出て来たのであった。 「姫絽(ひいろ)の転生は成った。後は君じゃが、君は、まだ向こうで産まれるのが、先なのじゃよ。もう少し、儂と話してくれるかの?」 「はい。」  そう返事を返し、おじぃちゃんと楽しい会話を、友哉(ともや)は、するのであった。 _____________________________________ 誤字を変更しました。(2023/12/12) 楽しっかった→楽しかった 次回、友哉(ともや)転生す。 お楽しみに~!
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