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(幼少期)
3-1 ヒイロの誕生を振り返る父。
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我が子が産まれ、1ヶ月が経とうとする頃、私、シュピーゲル
・カナメ・バンクラーは、領地にフェンリルが現れたと、領民達から、報告が上がって来ていた物の、まだ、被害という被害が出ていない事から、娘が生まれた時の事を思い出していた。
神眼(しんがん)、白の4年、5月9日、雨(あめ)の日、20時ぐらいから、妻に陣痛が来た。それから、乳母を呼び、妻を見て貰うよう言って、部屋に運んで
、私は部屋から出た。
その翌日、5月10日、花(はな)の日、早朝2時に赤ん坊の鳴き声が聞こえた
ので、部屋に入る準備をしていたら、乳母のサポートをさせる為、付いて貰っていたメイドが、
「大変ですー。旦那様ー、奥様がー、お嬢様がー。」
と言っていたので、すぐに部屋に飛び込むと、そこには、ぐったりとしていた、2人が居た。
乳母に聞くと、
「お嬢様が産まれたので、母である、奥様がお抱きになれるよう、胸の上において、奥様に抱かせた、数分後、奥様の体調が少しずつ悪くなって行っている時、お嬢様が、魔法をお使いになられまして、まだ、生まれて数分しか経ってない、お嬢様には、少し負荷が大きかったのだろうと思います。
お2人とも、危機的状況ではありませんので、起きるのを待つしかないかと思われます。」
といったので、そうか、娘が使った魔法の種類は分かるか? と聞き、
「いいえ。でも、キラキラ、光って綺麗でした。」
とメイドと乳母も言っていたので、私は、分かった、こちらで種類を探ってみよう。ご苦労だった。
と言い、その日は解散した。ホントにあの日は大変だったなぁーと。私は、執務をしながら思っていたのであった。
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父親、目線での、誕生シーンどうだったでしょうか? 面白いですか?
感想などお待ちしてまーす。
次回、2-3 ヒイロ、神と話す。3
お楽しみにー!
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