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プロローグ3
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時間と場所が変わって、姫絽と、友哉が、亡くなる前の、神の間の物語です。少し、長くなってしまった。もう少し、短くしたかったのに、書きたい事が多くて~。読みにくいかもです。すいません。
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友哉と、姫絽が、亡くなる。1時間前の、神の間の世界。
そこに、こんな声が、響いていた。
- ギャアアアアアアー
そんな声に、いち早く、気づいた、天使の1人が行動をする。
_ あの声は、最高神様の声。どうなされたんだろう? 急いでいかねば。
そう、天使は、思いながら、最高神の間に、たどり着くのだった。
「失礼します。最高神様。悲鳴が聞こえたもので、来ました。大丈夫ですか?」
「サクリエル。どうしようー。」
「どうされたんです?」
「まだ、寿命が、あった子達の、書類に、死亡許可の判を、押してしまたんだよー。もう、受理されてるから、変更できないんだよー」
「!? どういうことです? だいぶ前に、最高神様の書類仕事が多くて、仕分けをしたじゃないですか。此処にあるのは、最高神様の許可の判を、頂くための書類だけしか、来ないようになったのに、何故、そんなこと…。」
サクリエルの言う通り。此処、神の間の大大革命が、大分、前に行われていたのであった。革命前は、最高神が仕分け、各部署に振り分け、許可印を押すという。鬼のような仕事量。その量の多さの為に起きた、最大級の事故。最高神が寿命のある、大多数の人と、動物の死亡許可を、出すという失態。上(神)が、受理した物の、まだ、寿命がある物達を振り分ける事が出来ないと、閻魔が、神の間に、言いに来たことが、問題の発見に、繋がったことにより。 ※ その者達は、異世界へと、転生して行った(いろんな種族に 転生。)。革命後は、最高神の判がいる物しか、来ないようにしたのだった。だから、サクリエルは驚いているのであった。
「んー。判を押した後に、よく見てみたら、その子達は、地震で死亡する事になってるね。でも、寿命が残っているから、詳しく調べてみると、改ざんされた、形跡があるんだよね。多分、改ざん前は、地震を受けるけど、怪我をするだけだった、可能性がある。」
「はぁ~!? 誰がそんなこと。」
「そうだね。さすがにコレは見逃せない。なので、あの子達が来る前にお掃除するよ。サクリエル。一度、私が受理したものは取り消しができない。あの子達には私のミスということにするから。一応ここの事を思い出さないとしても、天使に自分達の人生が改ざんされたなんて知ったら崩壊するかもしれないからね。」
「わかりました。でも、その子達のどちらかが心が強かったら、こころの強い方には話してくださいね。」
「ああ。 …では行こう! コレを改ざんした奴のもとに」
そんな会話を交わし、書類を改ざんした奴のもとに最高神が転移するついでにサクリエルを連れて行くのだった。
「マルリエル。そなたに書類改ざんの疑いがあるので、調査しに来た。」
「!! 最高神様・サクリエル。違います誓って私ではありません。」
_ ! なぜー。なぜバレたの。バレないと思ったのにー。コレで、私の愛しい子達が助かると思ったのに~なんでよ~! _
「ふむふむ。サクリエル。マルリエルに拘束錠と魔力遮断、そして、アレを。」
「はい♪ そう言われると思って用意しておきました。マルリエルを拘束します。」
そんな言葉が聞こえてすぐ、拘束錠の拘束が、マルリエルに発動するのであった。
「!? なんでです。私ではないと言ったではないですか。」
_ なぜよ~。なぜ私が拘束されなきゃいけないの。愛し子達の為に、やっただけなのに~ _
そんな心の声までも流れるのであった、そうサクリエルにつけさせたアレとは、周囲の者にも心の声が聞こえるようにするアイテムなのであった。
「へぇ~。愛し子ねぇ。マルリエル。その子達寿命無いから、あなたが何をしても、亡くなるのよ~? 亡くなる原因が違うだけで~。ほら外界見て見なよ。」
「真贋発動。!」
_ なんで~。真贋使えないのよ~ _
「マルリエル。お主。魔力遮断されたの忘れておらぬか。それに面倒だ本音で話せ。」
「仕方ないわね~。見せてあげるわ~! 真贋発動。どう見えるかしら。マルリエル?」
「見えるわ。あの子達は? !? 嘘よ~なんでよ~!」
「どうだったの?」
「亡くなっていたわ。1人は車に突っ込まれて、もう1人は、気が触れた者に、殴り殺されて。」
「どう? 後悔した? 変えるとそうなるのよ?」
「うえ~ん。 後悔したわ。コレなら、まだ電車で一緒に逝ったほうが、楽じゃない。」
「そうか。後悔したか。だが、お前の罪を許すことは出来ぬ。ここで許すと、お前が変えたせいで死んだ者達の為にならん。」
「はい。最高神様申し訳ございませんでした。」
「ん。そうじゃの。お主の愛し子達の記憶をすべて消去。熾天使1位の位を取り上げ。魔獣(フェンリル亜種)に変換。異世界の、裁きの岩戸に封印す。魔力・神力の封印。ぐらいが妥当かの。」
「そうですね。それが妥当かと。」
「てなわけで、それに処す。」
「はい。ありがとうございます。私を処分しないで頂けて。」
「当然じゃ。罪のせいで、処分なんてしたらソチと同じでないか。それに、死んで楽になるより苦しいほうが罪になるじゃろ? 今のお主には愛し子達の記憶があるがそれが消えるのと、熾天使1位の位の取り上げ。魔物体になっても、裁きの岩戸に封印。魔力&神力封印じゃよ?」
「当然です。それぐらいの事をしましたから。」
「あ。そうじゃった。魔物体になったら話せん。覚悟しろよ?」
「はぃ。」
「では、コレより、マルリエルの罪に応じて、裁きを開始する。まず、愛し子達の記憶の削除を発動。」
「あ。さようなら、私の愛し子達ごめんよ~。」
「消去確認。次に熾天使1位の位を取り上げ、魔物体(フェンリル亜種)に変換。」
_ ワン。
「位の取り上げ、変換完了。魔力・神力の封印開始。 ……完了。 どうじゃ。体は? 拘束錠もそのままに裁きの岩戸に封印されるが?」
ワン。ワン。(問題ありません。最高神様。)
「ふふふ。そうか。良かった。裁きの岩戸に封印する転移陣を発動。ホレここに乗るのじゃ。」
ワン。ワワン。(ありがとうございます。最高神様行ってきます。)
「行ってらしゃいじゃ!」
「マルリエル。あ。違ったね。姉さん。行ってらしゃ~い!」
「行ったのぉ。魔力・神力の封印なのじゃがな。あやつが従魔契約したら、封印が解かれる仕組みじゃ。」
「いい人が、姉さんと従魔契約してくれると良いなぁ。」
「そうじゃの。ホレ元の場所に戻るぞ。」
「はい。」
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頃さ→殺さ に変更しました。誤字失礼しました。(2022/03/27)
さて、このフェンリル。追々大活躍します。お楽しみに~?
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