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「そう!まずレストランで食事をして、その後あなたへのプレゼントを買いに行くの!素敵でしょ?サンタさんのプレゼントにはかなわないかもしれないけれど、それでも少しくらいは喜んでくれるのでしょう?」
「なんだよそれ!うちにそんな余裕ないだろ。」
母親の様子がおかしいのでジャスティンは再び戸惑っていた。
「なによ。クリスマスくらいいいじゃない!その代わり、しばらくごはんは質素にする必要はあるかもだけれど…。」
「無理すんなよ。もうサンタにもらったよ!」
だがジャスティンの母親は引き下がらなかった。
「だから今度はお母さんがあげるのよ!なんだっけ、ジャスティンが好きなの、えっと… マスクドライバー?だっけ?あれのなんかこう… つけるの!それ買いに行こう!」
周りに注目されだしたためジャスティンの顔が染まり始める。
「そうじゃないよ… そんなの欲しがる歳じゃないよ…。」
「何よ良いじゃない、ちがうの?じゃぁまって?必ず思い出すから…ええと…マスクが付いていたのは確かなのよ… 。」
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