アーディティヤ(1)-二つの光-

解説

　ファンタジー小説[アーディティヤ]シリーズ。

　神話上アーディティヤは女神アディティの子達で、太陽神スーリヤの別名からということもあり、【アディティ】という大組織が神とするならば、その神の意思である討伐者が【プロビデンス】とし、その中のエリートを【アーディティヤ】としました。

　この作品には神話から取った名前が多く、そこから話をとったというよりかは、キャライメージに合わせたというのが多いです。なので神本人ではないので直接本編と関わることは少ないですが、そのイメージに合う話や設定もあります。

　始めの一章となる[二つの光]編が一巻となります。
　二つの光は読者や人物目線で色んな考えができます。
　レンにとってのハルカとリュウ、リュウにとってアグニとハルカと、自身の人生を変えてくれたり希望となる存在を対象とし、また想い合ってる仲という意味を込めました。

　後半はジンにとってのラーマとヴィシュヌにと、大人サイドでもそういった関係があり、この作品は想い合う絆が重視していきたいです。
　恋愛へと発展していく人物も何組かいるかも？
　悲観的な人物も多いので切ない話も多いですが、新しい出会いと再会の数々が希望と救いのためになると信じて。