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【アーユル】
ドーシャを使える能力者を指す。
【ドーシャ】
体内エネルギーの三大能力。強化・回復・変異をもたらす。
使用時には黄緑色のオーラが具現化され、濃度が高いと物質から物体へと近づくが、元々はエネルギーなため重量は見た目ほど感じない分、体内エネルギーを消費する。
体力が回復すればドーシャも回復する。
強化系は肉体や物にドーシャを流して強化したり、溜めたのを放出させて衝撃波や光線で対象を破壊などができる。
回復系はドーシャを対象に流し込み、エネルギーの増加や治癒機能の活性化など、医療にも使われる。
回復系は繊細な集中力と肉体情報が必要なため、勉学をしっかりと身につけていないと難しいため、プラクティスに通った生徒は応急処置程度にしか学ばない・学べない者が多い。
変異系はドーシャを本来あるモノを変異させるため創造力が必要となる。ドーシャにより強化した武器にさらに形状を加えたり、風や火・水などを生み出すこともできるが基本的にはこの三種類。
また、ドーシャは一定以上の量や自身の限界以上のドーシャが対象に触れると記憶ーー想いが相手に流れることがある。
これはドーシャが体内エネルギーから基本的に生まれるので、強い想いや記憶がドーシャに伝わるからと思われる。
【ヴァータ】
風に変異させたドーシャ。ドーシャの色はより透明に。
刃物にまとわせれば切れ味を高めたり、圧縮した風で突風を起こすことができる。
跳んだり、体勢の立て直しのために使用したりと、多彩な戦闘が可能となる。
極めれば殺傷能力が高いため、刃物を使う戦闘員を目指す者がこの能力を得(え)ようとする者が多く、特に剣技を得意とするテンカ一族が使用する者が多い。
【ピッタ】
火に変異させたドーシャ。ドーシャの色はより赤に。
ドーシャによって生まれているため時間が経てば消失するとはいえ、扱いが下手だと火のため自身を火傷させかねないため、その対策用のハンドグローブを着(つ)けたり、武器にまとわせて使う者が多い。
【カパ】
水に変異させたドーシャ。ドーシャの色はより青に。
質量が多いため、他の変異能力と比べると発動に時間がかかる。
ドーシャでできているため、時間が経てば濡れても乾く。
水圧を利用して圧縮した水で攻撃や捕獲なども可能。
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