用語辞典①

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【アーユル】  ドーシャを使える能力者を指す。 【ドーシャ】  体内エネルギーの三大能力。強化・回復・変異をもたらす。  使用時には黄緑色のオーラが具現化され、濃度が高いと物質から物体へと近づくが、元々はエネルギーなため重量は見た目ほど感じない分、体内エネルギーを消費する。  体力が回復すればドーシャも回復する。  強化系は肉体や物にドーシャを流して強化したり、溜めたのを放出させて衝撃波や光線で対象を破壊などができる。  回復系はドーシャを対象に流し込み、エネルギーの増加や治癒機能の活性化など、医療にも使われる。  回復系は繊細な集中力と肉体情報が必要なため、勉学をしっかりと身につけていないと難しいため、プラクティスに通った生徒は応急処置程度にしか学ばない・学べない者が多い。  変異系はドーシャを本来あるモノを変異させるため創造力が必要となる。ドーシャにより強化した武器にさらに形状を加えたり、風や火・水などを生み出すこともできるが基本的にはこの三種類。  また、ドーシャは一定以上の量や自身の限界以上のドーシャが対象に触れると記憶ーー想いが相手に流れることがある。  これはドーシャが体内エネルギーから基本的に生まれるので、強い想いや記憶がドーシャに伝わるからと思われる。 【ヴァータ】  風に変異させたドーシャ。ドーシャの色はより透明に。  刃物にまとわせれば切れ味を高めたり、圧縮した風で突風を起こすことができる。  跳んだり、体勢の立て直しのために使用したりと、多彩な戦闘が可能となる。  極めれば殺傷能力が高いため、刃物を使う戦闘員を目指す者がこの能力を得(え)ようとする者が多く、特に剣技を得意とするテンカ一族が使用する者が多い。 【ピッタ】  火に変異させたドーシャ。ドーシャの色はより赤に。  ドーシャによって生まれているため時間が経てば消失するとはいえ、扱いが下手だと火のため自身を火傷させかねないため、その対策用のハンドグローブを着(つ)けたり、武器にまとわせて使う者が多い。 【カパ】  水に変異させたドーシャ。ドーシャの色はより青に。  質量が多いため、他の変異能力と比べると発動に時間がかかる。  ドーシャでできているため、時間が経てば濡れても乾く。  水圧を利用して圧縮した水で攻撃や捕獲なども可能。
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