人物紹介①

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【ハルカ・アタルヴァ】 ※たとえ、あなたが”遥か”彼方に居ても、わたしはあなたと繋がっているーー [体型]  性別女性。  組織の者による発見時、年齢14歳。身長156センチメートル。  プロビデンスとの同行時、15歳(あと一か月もしないで16歳に)。158センチメートル  アタルヴァ族特有の黄緑色の髪の色と瞳。髪は肩まで伸びていて、髪の色はレン・アタルヴァと比べると明るい。  肌の色は発見時は色白に近い肌色だった。レン・アタルヴァと同様、アタルヴァ族は肌の色が色白に近い肌色の者が多い影響か。  レン・アタルヴァ同様に記憶は無いものも、アタルヴァ族特有の見た目とアタルヴァで、アタルヴァ族なのは間違いない。  最低限の栄養は取れてるようだが、細めな体型。筋肉も余り無いあたり、家にこもることが多かったのではないかと思われる。  モディファイ家に来てからは仕事や家事の手伝いで健康的な毎日を過ごしているのか、少女らしい体型となり身長も体力もついたようだ。  隣町のプラクティスにシリウス・メイスンによる定期検査や、その学舎や街での活動に出たりと外出する機会が多くなったおかげで代謝が良くなり人並みの肌色へとなっていった。 [服装]  発見時は黄緑色の民族衣装を着ており、女性向けの衣装と思われるが、少し着飾りがあったようで、巫女服のようなものではとも予想されている。  アディティに来たときにアムレット・チャームに手入れしてもらったものも、その後住んでいるモディファイ家には持っていったようだが使ってないらしい。  彼女に用意されたアディティ支給用の少し短めの黒い上下のシャツとズボンをしばらくの間身につけていた。  靴は民族靴のカンフーシューズをしばらく履いていた。  アディティ本部とレン・アタルヴァの金銭をアムレット・チャームが管理して、シリウス・メイスンへと仕送り、ルージュ・モディファイがそれを受け取り、彼女と共に私服を買っていったようだ。  また、ルージュ・モディファイのお下がりの服ももらったようだ。  そのため彼女の好みの赤いヘアピンや赤い服に、青いジーンズなど、派手でカジュアルな服を着ることもあったが、次第に自分らしさを見つけて、最近は明るいベージュの七分丈のズボンと、半袖の水色のシャツを着ているあたり、落ち着いてて軽くて動きやすい服が好きなようだ。  靴は仕事の在庫整理や買い物などしやすいように、細身の白いスニーカーを履くように。  赤いヘアピンはルージュ・モディファイがくれた思い出の品で、今でも前髪を止めるのに使っている。  モディファイ家としての彼女の証でもあるのかもしれない。  料理の際はルージュ・モディファイがくれた赤いヘアゴムで髪を後ろに縛ることも。  エプロンは水色のを後に買った。 [性格]  一人称”わたし”。  穏やかな喋り方。”きみ”・あなた”、くん付け。  ”うん”と頷くのが癖。  大人しく控えめ。不安や心配になりがちなので、声が小さかったり、途中で言葉が途切れるような言い方。  強目な言葉で返されると黙りがちだが、それは相手の考えや気持ちを優先するためなので、悪意のある相手には言葉はでなくとも態度で反攻を示すことができる心の強さを持つのは支えてくれる家族のような仲間のレン・アタルヴァやモディファイ家の存在がいるから。  しかし発見当初はレン以外には心開かなかった。  アディティの者に保護されたが、ショックでレン・アタルヴァ以外に心を閉ざし、他人に興味や信用を抱かなかった。  ジン・イフリートとアムレット・チャームには少し気を許している。  自身の保護先を探す手伝いなど面倒を見てくれたからももあるがジン・イフリートはレン・アタルヴァに正義感が似ていると感じているからというのもある。  レンがプロビデンスになることを決意し、共に過ごすことにしないため(レンは自立することでハルカへの待遇を優先してもらうためでもあった)孤独感が大きくなる。  だがモディファイ家に住んで以降、周りの人と接する機会も増えて明るい性格へとなっていった。  時折、アタルヴァ族としての過去や、それによる未来への不安で悲しい表情を見せる。それでも他人を心配させないために無理な笑顔を作ることも。  他人への心配はするのに、自分のことでは何でも受け入れがち・諦めがちだが、他人の痛み・苦しみには敏感で、自分のせいで他人が嫌な思いをしてほしくない。  自分のために生きるレン・アタルヴァを束縛している罪悪感を感じているし、依存している。  それをルージュ・モディファイとリュウ・モディファイは知っており、彼女はなるべく家では付き添ってあげたりしてあげていた。  リュウ・モディファイ自身もライバル的な存在であるアグニを失い喪失感を感じているからか、互いに共感しあっている。 [趣味]  読書が趣味でもあり、社会適合能力を得るために勉強している。  本はモディファイ家のや、プラクティスの学舎から借りることが多く、店番の間に読むことが多いようだ。  モディファイ家の影響か、工作にも興味があるらしい。  細かい作業にも集中できるため、料理もモディファイ姉弟に教えてもらい、簡単のならできるようになった。 [役職]  記憶が失った療養もかねて、定期検査でシリウス・アルヴァンに会いに隣町のプラクティスに通うことがある。  それに合わせて社会適合能力を得るために勉学や能力知識などもその学舎で時には学ばせてもらっているので、アディティからの保護支援で予備校生としての扱いも受けている。  普段はモディファイ家の武器屋の手伝い。ルージュ・モディファイ越しに住人との付き合いも増え、その人達の仕事を手伝うこともある。
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