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男は俺の決意に満足するようにより笑みをこぼす。
「良い決意です。ならば私の組織へと来るといい。そこでなら、真実を知るための大きな力も知識も得られるでしょう」
大きな力……そして知識。今何も無い俺が最(もっ)とも欲(ほっ)するものだ。
「何処へとでも連れて行け。俺は力を手に入れてハルカを護り、ここでの出来事を起こした奴を討伐するだけだ」
「いいでしょう、歓迎しますよ。世界の秩序と平和を守り管理する大組織【アディティ】へと。その武力能力者部隊【プロビデンス】の主(しゅ)たるこの私ブラフマー・クラウンがね」
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