生きていくことは心身共に破裂しそうなほどに苦しいことか

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ルアンと別れた四人は、ファーストフード店にいた。 「それにしてもルアン遅くない?」 「そう言われりゃそうだな」 ゆっくりしろとは言ったものの、あまりにルアンが遅く、連絡も取れないので、じゃんけんに負けたものが様子を見に行くことになった。 「最初はグー!じゃんけんポイ!」 「あー!」 「よっしゃ!!」 「……マジか」 「うっわ臣人負けてやんのー!」 「たまにはいいんじゃない?臣人がこういう役するのも」 「もう一回」 「無理!」 「俺行きますよ」 「甘やかしちゃダメだって黒崎」 「そーそ。じゃーな臣人、偵察よろしく!」 「ちっ……」
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