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ヘルニアに悩み、ブクブク太り、病院を拒み、順を追って振り返ってみよう。
ジムで痛みが出て、スタッフに救急車を呼んでもらう直前まで痛さがあったのですが自力でジムの迎えの道路までたどり着き親族に迎えを呼ぶ。
助手席に乗るのにも一苦労。 車に体をくねらせる瞬間に激痛が走る。部屋に戻り、ベッドに横たわる。 そこまではよかったと思う。 軽いぎっくり腰で誰もが通過する一場面だった。
その夜中ねている時に激痛で目が覚めベッドから両足をおろしその足で踏ん張るポーズで痛みが治る重心を探すが見つからない。 体から脂汗が出てきて、誰にも伝わらない痛みを食いしばって咬み殺すのに必死だった。
數十分経過したところで、痛みが安定をしてベッドに体を戻しまた眠った。
捻挫でくるぶしを痛めた事があるひとはわかると思うけど、ひねった足首はまた同じような癖でまたひねってしまうように、腰をやらかすと、発作のように、腰が痙攣を起こし、夜な夜な起こされ悩まさられる。 下半身に力が入らなくなり、歩いてトイレに行くにも腰が少しの重心のずれでギックリの余震のような緊張感が脳に伝わってくる。
家のものも沖縄に用事で出かけてしまい、台所も階段を使うのが怖かったせいもあり、配達のケンタを頼み、トイレはペットボトルの尿瓶で用を足しの生活が続いた。
この時点で整形外科に行っていれば、数種類の鎮痛剤、コルセット、リハビリなどで回復が早かったのかもしれなかったが、とにかく歩く、外にでる事が怖かったので、この選択肢が取れなかった。
まずはじめに起き上がって行動するために、アマゾンでコルセットを注文した。 自分の腰に合うコルセットに出会うまでに4回取り替えた。 高ければいいわけでは決してなかった。1万近いのも買ったが、3000円のコルセットが自分には丁度よかった。 現在も使っているのもそのコルセットの2代目だ。 コルセットがあると、不自由な部分だった事の5割くらいは解決する。 痛みは取れなかった。これは長い間7年以上続く事などとは想像はしてなかった。太ももの神経、足首にかけて痛みの電流が流れる。これが坐骨神経症なのかな? ネットで調べると似たような症状が書かれていた。
コルセットの次に購入したのが、杖。
登山用の杖を購入して、部屋でも買い物行く時も杖で歩いた。 坐骨神経症からくる痛みを緩和できた。
3−4年ぐらいコルセット、杖生活で、回復にも向かわない体は半ば諦めた状態で生きる気力も奪ってしていた。 いつか車椅子生活、下半身付随、爆食い。 神経が色々麻痺してくる。障害を持つ事で失った10年近い年月を取り戻すきっかけになったのは服のサイズが4l以上しか取り扱っていない販売店で服を購入しに行った時だったかな。 昔からデブの一員ではあったが、3l4lの世界には無縁だった。
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