ヘルニア観戦記

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時刻朝の6時44分 時間が逆転した状態の深夜からの朝を迎えるのは何度目だろう。大抵の場合はネットで何かに夢中になって目が疲れてきたから寝る。 夜食も食べ終わったので寝る。その辺りがほとんどだ。 それで、寝付くことができて無事にお昼以降に目が覚めれば今日のように筆を取ることはないのだが、今日のねれない理由が筋肉痛にあることだからだ。  そんで持って、何かの記録として今に至っているのだが、何から始めよう。   ことを遡ること10年前にしておこう、最寄りの駅にゴールドジムができた。今まで通っていたジムよりもはるかにその道の筋の通った人が会員で俄然やる気がでるジムの会員になった。当時は現在のようにユーチューブのような情報がなく、体を鍛えるにも高校の部活の時に筋トレしていた自分を思い出すように励んでいた。   それで無理をしてぎっくり腰になって、一旦ジムを退会したんだな。 腰をやってしまって、恐らく坐骨神経痛になって、コルセットと山登り用の杖を買ってリハビリ生活が始まって丸々5年近く経過したのだ。 痛みが取れないまま、だましだまし生活を送っていくうちに、体重は20k強太り、服のサイズ4xlの服を専門ショップで購入しないときれない状態になっていた。   でダイエットの幕開けだよ。   まずは坐骨神経症を治すためにひたすら歩いた。 家から江ノ島まで往復7kmのところを一年間してみたところ、杖が必要なくなった。 杖を使いながら歩いていくと、往復する頃には体が暖まり、あちこちがほぐれて痛みが消える。 よく朝起きると激痛から始まり、帰る頃には痛みがなくな流の繰り返しだった。サプリも結構試した、カフェイン、緑茶のカテキンで脂肪燃焼促進させ、BCAAで集中力アップ。   これはこれでリハビリのいいスタートがきれた。   それでも腰の奥に引っかかる痛み、や絡みが取れないので、退会したジムに復帰した。   杖生活で下半身がボロボロになった体に鞭を入れると、杖がいらなくなった代わりに頚椎ヘルニアになって、2ヶ月間整形外科の鎮痛剤をドバドバ呑んで直した。 これを機に筋トレのフォームをネットで真剣に参考して、根本的に全てが間違って取り組んでいた事に気が付いた。   重量を持ち上げる達成感より、ストレッチを効かせた柔軟的な体づくり。   筋トレといえば、ベンチプレス。 ベンチプレスで何キロ上げれば強くなった気になれる、そんな気分で取り組み始めて、そこで満足していた自分が長い間いた気がする。 気づいたことは重量を使って全身をストレッチしているのかなと思い始めたこと。
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