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和国(わこく)の黑(くろ)女王は隣国の還国(かんこく)と同盟を結ぶ為、還国の凛(りん)王子と結婚したが、2年後に火事に遭って顔半面に火傷を負って元々醜悪な顔が更に醜悪になったので堪り兼ねた凛王配が還国目指して逃亡すると、逃げられたことに腹を立てた黑女王は、刺客をやって凛王配を暗殺させた。
それを知った還国の屯(とん)王は激怒して和国に戦争を挑んだが、それは軽挙妄動というもので軍事力に勝る和国に敢え無く攻め滅ぼされた。それで還国も支配下になったので将来、領土拡張を夢見る黑女王にとって思わぬ好結果となった。
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