チーミサ

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「くっそ~、変な力使いやがって! アタイには、ねーのに」 ハァッと諦めたみたいにその場へとへたり込むミサ。彼女の前に、奈美が歩み寄る。 「あるじゃないですか、その拳に秘められたパワー……使い道を間違えなければ、それはきっと人の役に立てるハズです」 そして、ミサの拳を両手で包み込みながら優しく言った。 ミサも、取り巻きも、その言葉に涙ぐむ。
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