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記憶喪失な君へ~プロローグ
とある場所で─
「ねぇ」
ひとりの少年は、
「ここはどこ?」
記憶を失い、
「僕は、」
なぜか泣いていた。
「誰?」
ふと少年がまわりを見ると、たくさんの人が倒れていた。少年はその真ん中に立っていることにきずいた。
「僕がやってしまったの?」
誰もこたえてくれる人がおらず、ただ自分がやったのはなんとなくわかった。
「ごめんなさい」
少年はたえきれなくなりそのばから姿を消した。
─記憶が戻って来ることで真実を知ることになるんだろうと感じながら─
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