72.懐かしのベルばら

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72.懐かしのベルばら

二人はアパートに帰ってきました。 かつみ「ふー💨疲れた~💦 営業も楽じゃないね」 「ホント、お風呂出来てるよ。タイマーかけておいたから。 ご飯はどうする?」 「うーん。とにかく、一緒にお風呂に入ろう♪それからでいいよ」 「うん!そうしよう♪」 ーーーお風呂の中でーーー 湯船に入って、静香はさっきのかつみの歌を思い出していました。 「かつみさんの声に私…一目惚れしちゃた〰❤ なんで、デートでカラオケ🎤🎶いかなかったんだろう。 損した気分だよね。勿体なかったな」 「俺もカラオケなんて、何年も行ってなかったよ。休みは静香も知ってる通りの日課だったし…休みは掃除と洗濯物と午後からジムだし、一人カラオケなんて、惨めで嫌だったし…」 「私…かつみさんの声に釘付けになっちゃたよ😍私のかつみさんに惚れないで!って皆に言いたかったよ」 かつみが静香の隣に浸かりました 「静香!それは俺のセリフだよ。静香はずっと竜一さんに目が❤になってたよ。俺、焼きもち妬いてたんだよ」 「あっ。それは違うよ~💦竜一さんを通して、刀剣乱舞の"太郎太刀"を見ていただけだよ〰カッコいいんだよね "太郎太刀"アニメの世界にとっぷり入っちゃただけだよ~💦愛してるのはかつみさんだけだからね❤」 「静香❤じゃあ。ベッドでちゃんと証拠みせてもらおうかな?」 「私…ベッドまで今日はもちそうにない」 静香はお風呂の中で、かつみの大事なところを触れました。 「じゃあ。一回だけね」 「一回?じゃあ、2回目はベッドに移動ね❤」 「静香?元気になったの?」 「とっくに心は元気を取り戻してます」 「今夜は沢山愛してね❤」 「たまんないな〰その言い方❤」 ー二人の夜は更けていけましたー 日曜日の朝がやって来ました。 「今日は午前中にママのお店のホームページ完成して、午後には、竜一さんにメールしたいんだ♪」 「わかった。私は洗濯物と掃除を済ませるからね。 昨日夜ご飯遅かったから、なんだかお腹空かないからブランチにするね。 「こっちの部屋で仕事するから、ブランチの頃声かけてね」 「わかった」 11:00 「かつみさん。ブランチできたよ🎵」 「わかった。そっちに行くよ🎵」 「ブランチは"オムライス"だよ」 「美味しそう。玉子がふあふあトロトロだね。 オニオンスープも美味しい」 「ママのホームページできたの?」 「うん!だいたいできたよ!ただ…」 「ただ?」 「スタッフの名前が…フランス革命の頃のルイ15世の頃に出てくる登場人物の名前を取ってつけてるんだよね?」 「なんて、紹介するとピン!と読者には来るかな?」 「広告のイメージが今一俺がピンと来ないんだよ」 「あー!あれね!"ベルばら"だよ」 「ベルばら?」 「ベルサイユのバラ🌹!」 「昔、流行ったの❤オスカルとアンドレ」 「アニメのキャラクターなんだよね」 「えーっ!アニメのキャラクター?」 「そう!ロザリーは民衆の女の子の名前!貴族ではないんだよ。 貴族と不倫相手の愛人の子供だったの。 だから、ロザリーの幼児期は大変な人生を歩んだの。 14才頃、マリーアントワネットの召し使いになったんだよね。そして、マリーアントワネットが死刑のギロチンになるまでの最後の最後を見守った女性がロザリーなの。 ジャンヌ。アン。マリーは貴族。本当にいた貴族達なの。ママはオスカルなんだけど… ベルばらの主人公なの。男として育てられたけど実は女の子なの。 でも、ママが"オスカル"って言うことは誰も知らないの。 だから、ベルばらが隠れていてわからないんだよね。 ただ、お店の花瓶にさしてある白いバラ🌹の名前は "オスカル"と言う名前のバラ🌹なんだよね。 赤のバラ🌹は"マリーアントワネット"の名前のバラ🌹なんだって!"アンドレ"も"フェルゼン"のバラ🌹もあるんだって! 私はアニメお宅だから、何でも知ってるけど…ママはアニメではなく、宝塚に見に行って"ベルばら"を知ったんだって!ママね。少女時代宝塚に入って男役をやりたかったみたいよ。夢だったみたい」 「静香~💦それを早く教えてよ~💦プロフィールやり直しだよ〰 静香も一緒に考えてよ~💦」 「ごめんごめん。わかりました。食べたら一緒に考えようね」 「そうだ!ここも静香のイラストを入れた方がいいよな!アニメなら♪紹介のところに顔を肖像画ではなくベルばらのキャラクターでお願いするよ」 「わかった。池田理代子先生の絵は得意だよ」 「静香はアニメに詳しいから助かるよ!漫画家の名前もわかるんだね。尊敬するよ。」 「違うよ。ながーくアニメお宅やってるからだよ。 こんな51歳いないよ。尊敬してくれてありがとう。 周りの人はみんな引くけどね 本はそれほど読んでないのに漫画だけは多分一万冊越えてると思うよ」 「他の記憶は悪いのに、なぜかアニメや漫画はすらすら出てきて覚えているのだから不思議な頭なんだよね」 「天才バカボンのパパのようだよね(笑)」 「俺、そんな静香も好きだよ♪俺が無いものを全て静香は持ってるよね」 「それを言うなら、私が無いものを全てかつみさんが持ってるよ。合わせて100%になるなら私達はお互いひきつけ合うのがわかる気がするね」 「静香!俺達は運命なんだよ♪だから100年愛せるんだよ❤」 「そうなんだよね。そうなんだ!あなたのウェブコンサルティングの仕事も私に出会うための運命なんだよね」 「静香❤仕事の前に…ベッドに行こう!」 「かつみさん?」 「すぐに終わるから😳静香と一つになると新しい案が浮かぶような気がするんだ♪」 「もう、かつみさんったら♪しょうがない人」
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