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2.単身赴任所長と新人事務員とのご対面
「所長!ハローワークからの紹介で本日午後2時に事務員の面接で中西さんって方が来ますので
よろしくお願いします。」
「事務の経験は?何歳?独身?」
「事務の経験はあるようです。33歳です。子供が2人。バツイチのようです!」
「そうか、子供が2人のバツイチか~子供が小さくては休みが多そうだな。
面接はするけど、不採用だな。今、一番忙しい時期に岡野さん(私の事)ばかりに負担がかかってはな。もう少し、子供が大きいといいんだがな。バツイチはがんばり屋が多いからな。」
「そうですね。でも…面接して、所長と合いそうだったら採用してくださいね。
子供はすぐに大きくなりますし、バツイチの人は男勝りの女性が多いですから、しっかりしてるし私としてはやり易いです!」
「岡野さんは仕事には厳しいからな!私より、岡野さんと相性が合わないといけないと思うよ(笑)」
そう笑いながら一階の応接室に降りていく斎藤所長は単身赴任の45歳。
今までの所長は本社採用の幹部候補まっしぐらのレールにひかれた所長でしたが、この斎藤所長は営業経験者の実力者です!
まあ。現場下隅経験者の叩き上げですね。
ちょっとクールに見えるけど、心は熱く人間臭い男❤️
ちょっと、好みのタイプだったんだけどな~😅(その時は、私も48歳だったんですのよ)(*´・ω・`)b
彼女が入社してくるまでは!
約束の2時になり、所長は応接室で中西さんって方と面接しました。
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