魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている13~赤と白~

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 何にせよ、今までなら『別れる』と切って捨てるような言い方をしていたヴァフィラが、ここまで自分を曝け出し素直になっている。  ここはこちらも正直に話すのが、フェアというものだろう。  冷静になれば馬鹿げた考えになってしまった作戦を、ルドーニはヴァフィラに告白した。 「さっき俺が飛び込んできた時、いきなり『寝よう』なんて言ったよな?」 「うん……」 「実はさ、もっと耐性をつけなきゃな、って思ったンだよ」 「耐性?」 「精液や体液が血液と一緒だ、って言うんなら、もっともっと飲んで舐めて、体の中へ取り込んで」  は、とヴァフィラは顔を上げた。 「まさか、それで毒を克服しようと」 「当たり」
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