魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている13~赤と白~
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馬鹿を言うな、とヴァフィラは大きな声を上げたが、怒気よりも呆れの色が濃いように思われた。 「そんな簡単に、この猛毒に打ち勝てるとでも? 毒の大魔闘士の血を甘く見るな!」 「だと思うよ、今は」 だからやっぱり、血液と精液は別物なんだよ。 でなければ、俺は今ここにこうして立っちゃいない。 そんな風に、できるだけ飄々とルドーニは言ってのけた。顔には不敵な笑みさえ浮かべて見せた。
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