魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている13~赤と白~

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「すまない……」 「何をいまさら♪」  ヴァフィラのものを飲むなど、今や珍しい事ではない。  ふるふると震えるヴァフィラを抱きしめ、乱れた髪を梳き耳にかけてやった。  他の男なら絶対に御免こうむる口淫も、ヴァフィラなら別だ。  初めての時だって、何の迷いもなかった。それに……。 「それに、ヴァフィラのって、何か美味い味がするんだよな。飲んだら酔ったみたいにイイ気分になれるんだ」 「本当か?」 「ホント。だから、何の遠慮もいらないんだって」  ありがとう、と今度はヴァフィラの方から抱きついてきた。
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