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「んッ! はぁッ。あっ、あっ、んあぁッ!」
「ヴァフィ……、ヴァフィラ……」
もっとじっくり味わうはずだった、ヴァフィラの肢体。
しかし現実はその逆で、ルドーニは余裕なく腰を使っていた。
いつもより締まりのいいヴァフィラの体は、ルドーニを瞬く間に高みへ駆け昇らせていく。
「う、くぅうッ!」
ぽろり、と涙がこぼれた。
ルドーニは身体を大きく倒して、その涙を吸い取った。
すると、そこへ。
ヴァフィラが手を伸ばし、ルドーニの頬に触れる。
(まただ)
さっき汗が胸に流れた時、それを乳嘴ごと舐めとった。
あの時も可愛い声でさえずりながらも、こうして頬に触れてきたのだ。
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