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(正常位を望んだのも、ことある毎に顔に手を伸ばしてきたのも、全部俺を気遣っての事だったんだ!)
顔を見ては、ルドーニに異変はないか確かめていたヴァフィラ。
何かあれば、すぐに情事を中止して看病に移る気でいたのだ。
彼の真意に気づいた後は、猛烈な愛しさが湧きあがってきた。
「あ、やべぇ。出るッ!」
もっと時間をたっぷりかけて、愛するつもりだったのに。
「ルドーニ。あぁ、はッ、はッ、んあぁあッ!」
「ヴァフィラ……ッ!」
互いに名を呼びあいながら、オーガズムに達した。
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