魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている13~赤と白~

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「……どうだ?」  ちゅぱ、ちゅぷという水音の合間に、ヴァフィラが密かに問うてくる。  その声すら催眠効果があるように、ルドーニの耳に心地よく入ってくる。 「ああ……、すごくイイぜ……」  本当に、美酒に酔ったよう。  そしてこの後は、二人でクライマックスに駆け上がるのだ。  濃厚で、身を絞られるようなエクスタシー。  時折、思考が霞む。 (バラの香りだ。いや、ヴァフィラの香りだ)  強い芳香に包まれて、すっかりヴァフィラに酔ってしまう。
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