二話 [それぞれの気持ち]

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21XX年1月2日PM1:30 秘密基地 会議室 「…ラ……エル」 「……」 メンバー紹介 ラエル(名字不明) 年齢:年齢不明 性別:♂ イメージ:髪は短めで黒髪 目はブルー 身長は高く身体はがっしりしている 顔は素朴で元気が無い 服装はカジュアルでグレーの大きめなパーカーを着てフードを深くかぶっている 人格:無口で臆病 人と鬼が嫌いで極力 避けて生きてきた 人の目もロクに見ない 癖:右手の親指を中に入れて常に握っている 左手はパーカーのポケットに入れている 鬼化:不明 能力:不明 血筋:ハーフ 関係:白人の人間と純血から生まれた子 母親が日本へ旅行へ来た時に純血と出会い 恋に落ち結ばれるが母親は国へ帰らなくてはならなく別れるしか無かったという 母親は国へ帰ると妊娠している事が発覚 連絡先を知るはずもなく父親は知らずラエルが産まれる 一方 父親は数十年前の大事件の真っ只中に居り 元凶のカイトによって操られ ハーフメンバーにより悲しくも撃破されてしまった そして 母親は鬼の子とは知らずに産んでしまい 後に普通の子とはかけ離れた運動神経や不思議な事が起こる事から悪魔の子と周囲に呼ばれ忌み嫌われてしまい ラエルは酷いイジメにあう 母親も同じく酷い目にあっていた とうとう限界を越えた母親はラエルと一緒に日本へ来日し 心を閉ざしたラエルに父親の写真と手紙を渡し 父親を探すように言い残し ただ一人残され母親は国へ帰ってしまった その後ラエルは一人で過酷な日々を送る… 事実:ラエルは第10のハーフ 本来ならマサトの力によって発見されるはずが 遠い国へ居た為に認知されず 「...ノー」 「……」 しばらく沈黙が続き これ以上はラエルの口から言葉は出なかったが 態度からみると嫌な気持ちになっているようだ カナタは地面に座り込むラエルの前に立ち しゃがみこんでラエルと同じ高さに顔を合わせ 頭を撫でる 「ラエルはいい子だね。 ちゃんとこれがイケない事だってわかってるんだよね。悲しい事だって。 優しいね。いい子」 優しい口調で語りかけ頭を優しく撫でる 「パパ…」 クイナは自分と弟とは違う接し方に軽く嫉妬してしまう しばらくしてカナタは立ち上がり クイナの前に立ち肩に手を置いた 「次はクイナだね」
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