三話 [裏切り者]

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21XX年1月2日PM8:00 秘密基地 会議室 シュートの提案により6人は長い話し合いをし 討論しながらもしっかりとチーム名と役割を決めていた チーム名は… 「TwinQuarters(ツインクォーターズ)」 由来はこれから 色んな組織や相手と「対するクォーターの集まり」から来たという ここで2人もハーフが属している事からミクがQuarter(クォーター)はおかしいと反論するが Quarters(クォーターズ)の中に含まれるから良いのだと細かい事は気にしたら負けだと TwinQuarters(ツインクォーターズ)を気に入ったクイナが頑なに譲らなかった あまりにもしつこいクイナにミクが折れ 残りのメンバーもクイナに賛成しチーム名が決定した そして 仮だが役割決めも並行して話し合った結果 このようになった ・五十嵐ミク(指揮) この中で1番に頭が回り冷静に物事を見れる事から作戦や何事にも指揮をするに決まった ・佐々木シュート(捜査) 人と顔が良いという理由だけで捜査係になってしまった だがシュートのコミュ力とコントロール能力は捜査向けなのは確かだった ・加藤ゲンキ(潜入) ハックが得意とするゲンキは普段 影が薄くどこにでも潜れると潜入は得意で向いてると自ら立候補し即決まった ・杉田ノゾミ(聞き込み) 見た目がそのまんま刑事の為 ノゾミの配役が真っ先に決まった しかしノゾミは幼い頃から刑事ごっこが大好きで聞き込みは得意としていた それに記憶力と観察力は鋭い ・ラエル(待機) 能力や性格が未知の為 様子を見ようって事になった しかし後にラエルがメンバーの救世主となる ・弘前クイナ(リーダー) まさかのリーダーに自ら立候補 もちろん全員が反対したがやはりしつこかった為に仮採用する事になった しかし後にリーダー素質を発揮し出す…? 以上 皆それぞれに意義はあるが一応 役割が決まり 今後どうするかを話し合い始めた ミクはまだ鬼化していない事から 指揮や作戦を直ぐに出せるよう頭をより使えるように更に勉強し その合間にラエルの面倒を見る事になった シュートはより深くコントロール出来るように鍛える事にした ゲンキはもしもの事を考え ハックで攻撃も出来るかどうか試す事にした ノゾミももしもの事を考え攻撃型にも切り替えられる様に修行すると決めた クイナもゲンキ・ノゾミ同様 攻撃型を極める事にした よってゲンキ・ノゾミ・クイナは一緒に鍛える事となり 残りのメンバーも個々で自主トレーニングをする事となった 無事にチームTwinQuarters(ツインクォーターズ)を結成し過酷な試練を前に各々が鍛え 気が付くと早くも1ヶ月たらずの期間があっという間に過ぎ去っていた
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