五話 [目撃情報]

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21XX年3月4日 PM0:00 海辺周辺 住宅街 マサトの活躍により 五体のニューデーモンは消滅… 全ての力を使ったマサトは痩せ細り 昏睡状態になっていた 街はすっかり静かになり E.D.O部隊が到着し市民の安否確認と 住人の避難を始めた ハーフ組織はマサトをすぐさま病院へ運ぼうと マイカのワープゲートを開こうとしていた すると マサト達の元へ7人の若い集団が現れる 「嘘でしょ…デーモンちゃん達が消された? そんなバカな…!」 黒髪でポニーテールで赤メッシュの20代女性が 発した 「流石ハーフ組織。 まだこんな力を隠してたとは」 黒髪短髪で細マッチョでオシャレな20代男性が 呟く 「見事でした。 あんなニューデーモン達の姿を見れて、 僕は幸せですね」 優しい顔で髪色がミルクティーで爽やかイケメンな10代男性がニコッと話しかける 「カッコよかった…惚れそう」 黒髪で肩までのショートで外ハネで美少女な10代女性が両手をグーにして顔に当てていた 「ねぇ…遊ぼ?」 黒髪で前髪パッツンでスタイル抜群で制服を着た10代女性が顔を傾げながら発した 「()端微塵(ぱみじん)じゃん!やるじゃん!」 茶髪でゆるパーマをかけている生意気な10代男性が上を見ながら話す 6人が話し終り7人目が現れた時 ハーフ組織のメンバー全員が驚愕する 「やぁ、ママ。 マサトさん残念だったね。笑 でも、凄いよ! 五体いっきに倒しちゃうんだもん! 計算外だったなぁ〜」 不敵な笑みを浮かびながら話すのは 「…ケー……ちゃん?」 キヨカは立ち上がり近付く 「そうだよ。ママ」 ニコニコしながら話してるのはケイヤだった 「どうして…どうしてケーちゃんが……?」 キヨカはパニックを起こしていてケイヤにしがみついた 「あ!離して?」 外ハネ女性がキヨカの手を払いケイヤに抱きつく 「…リコ。今は離せ。後だ」 ケイヤは外ハネ女性を剥がした すると 勢い良くハヤテが飛びしてきてケイヤに殴り掛かる 「てめぇケイヤ!やっぱり、てめぇが! ってあれ?」 殴り掛かるが拳が当たる寸前でケイヤは少し後ろに移動していた 「俺には当たらないよ、おじさん。 ハーフの事なら全部 頭に入ってるし」 今度はケイヤから近付いて行った 「てめぇ…あのバケモン作ったのはなぜだ」 ハヤテは睨み続ける 「おじさん…俺がやった証拠は? それに、俺はハーフ組織の仲間でしょ?笑 疑うなんて酷いなぁ」 更に不敵な笑みを浮かべ話す すると我慢の限界を超えたキヨカは バシッ! ケイヤを(はた)いた 「ママ…愛する息子を殴るなんて、酷いよ」 叩かれた頬を抑え甘え口調になった 「ケーちゃん…ママはショックだよ。 あんなに優しかったケーちゃんがどうして」 ケイヤの肩を掴みながら地面へと崩れ落ちた すると突然 その光景を見ていた6人の若い集団がケイヤの横に並んだ 「今ここで皆さんには死んでもらいます。 鬼の血を引く者は見殺しなんで」 ケイヤがそう発言する ハーフ全員「皆殺し!?」 「おい…いい加減にしろよ?」 コウキがケイヤの胸ぐらを掴む 「コウキさん…お久しぶりです。 また沢山の武器を見たかったなぁ」 ケイヤはゆっくりとコウキの手を掴み折ろうとしていた 「いっ、、、ケイヤ、お前はそんな奴じゃ、 ...あぁぁあああああああ」 コウキは説得しようとするが 「うるせぇんだよ、クソガキ」 ケイヤはなんの躊躇いもなくコウキの右腕を折っていた コウキの腕を折る光景を見ていた6人は笑みを浮かべていた すると 「シロセ、あのメガネを頼む」 「わかった」 「カイセイ、バカを頼む」 「まかせろ」 「サトル、このチビを頼む」 「俺に命令すんな」 「あ?」 「ごめんなさい。わかりました」 「エノン、無駄にエロい女をよろしく」 「うん!」 「マキ、ポニーテールをよろしく」 「どっちが本当のポニーテールか勝負ね」 「リコ、あのロリを頼む」 「任せて、ケイヤ、ん?」 「この重たい女は俺がやる」 ケイヤはそれぞれに割り振り 「やれ」と実行させる 全員 「了解」
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