一話 [集い]

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21XX年1月2日AM11:45 E.D.O事務所 秘密基地 廊下 先に階段を下ったカナタにクイナはゆっくりと付いて行く 階段をくだり終わるとそこには再び一本の真っ直ぐな廊下があった 今度は直ぐ突き当たりにドアがあり そこには指紋認証のキーロックがかかった自動ドアが存在していた カナタは機械に手をかざし ピピッ!と認証を完了させると ゆっくりと自動ドアは開き始め中には 今まで通ってきた道では考えられない程に 綺麗なオフィスが広がっていた 「…凄い。綺麗」 クイナは口を半開きし見惚れていた するとカナタは 自動ドアの向こうに居たクイナに 扉がゆっくりと閉まってる途中で手を引っ張り引き込み中へ招いた 「ここが君にも是非、 属して欲しい僕達の秘密基地さ!」 中は凄く広く 沢山の先端技術を含んだ機械や PCと巨大モニターが散りばめられていた そして奥には更に部屋があり そこは会議室で中には複数の人影が見える クイナはまさに秘密基地に来たかのように凄く興奮しながら基地を確認していた そして クイナは基地を見渡しカナタへ振り向くと 「パパ!何も説明を受けてないけど、 私ここに入る!パパとママの役に立てるなら、 なんだってやる!」 目をキラキラとさせながら話す 「そっか。助かるよ。 でもやっぱり説明は聞いて欲しいな。 向こうの会議室に君の仲間達が居るから それも含めて紹介や説明をしよう」 軽く微笑みクイナを連れ 奥の会議室へと向かった しかし 好奇心に溢れたクイナも このあとすぐに逃げ出してしまう事に……
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