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あとがき
最後まで読んでくださってありがとうございます。
前作同様、本当に恋愛要素のほぼない作品で、お付き合いくださった読者さまには深く感謝しております。
これで、今井三兄妹編は完結になります。三作すべてを終わらせて本当にホッとしました。
特に、この三作目は予定より大幅に発表がずれまして、もしかしたら無理かも、と思う時もありましたから、あとがきを書ける幸せを、いつもよりも、もっと感じております。
作品についてまず……
設定を立てている時にはまったく気づかなかったんですけど、〝虹が架かる〟のシリーズと「咲き誇る花に愛を結んで」の主人公が全員登場するという、総集編的な作品になって、私もびっくりでした。
最初の設定では、恋愛ジャンルに入る予定でそのつもりで構成してました。でも、他の二作品との関係で変更を重ねると、恋愛要素が減っていく……決定した内容だととても恋愛では発表できない!ということで、二作連続のヒューマンドラマジャンルでの連載になりました。
当初、裕子は、紗彩と同じく良一の恋人でした。妊娠で結婚を決めた二人にショックを受けて、いづらくなった紗彩が退職する形だったんです。
英紀とは、もっと早く恋愛関係になりまして、勇矢が微妙に怒る描写も予定していましたから、まったく変わったな……と思います。
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