光があるという状態から生まれる物語

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光がどうしたこうした。 話が始まらないな。 光を生み出す。 仮にそれが小さな光だとして、それがどうした? このような事を仮に書き出すとするならば、光がそこにある話を作ってみよう。 何となく小さな光がある。 あったかいとかあたたかくないとか、そういう光じゃなくて光があるという状態。 そういう光があるという状態から何らかの取っ掛かりを生み出し、何らかの展開に持ち込む。 光があるという事はその光には何らかの意味があり、その光には何らかの形で目を奪われる何かがあるのかもしれない。 光がある。 光があるからどうなった? 光があるから、そこにいる誰かがその光に対して、何かを思う。 その光は常に光のままで、誰かが何かに気付くのを待っている。 光は何かに気付いてくれるのを待ちながら、光は光であり続ける。 何者かは光に何かを思う。 光は光である理由を光で示す。 何者かは光の意味を光の中で知る。 光は光であると明らかに言えた。
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