運命

12/20
前へ
/361ページ
次へ
「なんなんだよ!あいつッッ!2回も!」 茜の精液で汚れた下着を洗面台で洗いながら、俺はだんだんと腹ただしくなってくる。 人の気も知らないで、無防備に俺の前で二度も発情なんかしやがって・・・!発情させたいんじゃなくて、惚れさせたいんだよ、俺は! まあさっきのは俺が誘発したみたいなもんだけど。 でも俺は自分のフェロモンを制御できてるはず。αの匂いに反応したわけじゃなく、一昨日も今日も茜自身のヒートだ。発情期ってワケでもなさそうだけど・・・。 もしかしたら全く脈が無いことも無いのか・・・? 茜も俺に惹かれてると期待してもいい? あいつの匂いは甘すぎて、まるで俺を好きだと言っているようで。 ・・・イヤ、あの物言いからして、それは無いか。 俺も俺でエロエロになった茜にメロメロになってしまうから、うっかり手を出さないように気を付けないきゃな・・・。 うっかりキスしてしまったし、うっかり服の上からチンコ扱いちゃったばっかだけど。あークソ、うっかり突っ込んじゃったりなんかしてーよ、マジで!
/361ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2781人が本棚に入れています
本棚に追加