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「それとも、俺が相手じゃ不満か?」
「なわけないだろ!お前がαのフリしてる頃から、何百回もこうなる事を妄想してたっつーの!」
言われて少しゾッとしたが、喜びが上回って体は更に熱を上げる。
「好きだ、茜。・・・抱くよ?」
さっさとしろ。もう限界だ。
視界が反転して天井を見上げると、綾木の余裕の無い顔が迫って来る。
お互いに噛み付き舌を合わせると、飲まれてしまいそうなほど吸われ苦しさに嘔吐きそうになる。そんな俺にお構い無しの綾木に咥内を蹂躙されながら、服の上から胸をまさぐられ、突起に摩擦を感じる度に少し、また少し蜜が後ろから溢れる。
全て脱がされ前を執拗に責められ、「足りない」と言うと、ようやく指一本がゆっくりと後ろに埋められてぞわりと全身が粟立ち、勢いの無い白濁が腹に滴る。
怖い、自分の身体がどうなってしまうのか。
それでも欲しい。指なんかじゃ、この熱は治まらない。
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