未知との遭遇

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「・・・っ、・・・、」 「あかね・・・っ、俺を、受け入れて」 「・・・りっ」 無理っっ! いくらΩが濡れるからといって、処女にその大きさがすんなり受け入れられると思っているのか!このクソ童貞め! αの生殖器がそれなりに大きいことは、葵のを見た時に知っていた。けれど、勃起状態のものにこんなにも硬度と質量があるなんて・・・、これは暴力と言っても過言では無い。 それを受け入れる為にΩは性交時、ある程度の大きさに拡がるはずなのに。 全ては知識だけだ。実践がこんなにも苦痛を伴う行為だなんて、経験しなければ分からなかったこと。 つい数秒前欲しくて堪らなかったものが、不快にすら思えてくる。
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