2785人が本棚に入れています
本棚に追加
全身に悪寒が走り、じわじわと汗が出る。イッたばかりだというのに、もう触られていないのに、またすぐに射精感に襲われる。
綾木から発せられている この甘い香り。これのせいだ。これが、αのフェロモン・・・?
「あや・・・あ、ぁっ」
奥に向かい進んで来る猛獣を、身体は自然に受け入れようとする。さっきまでとは何かが違う。
「は・・・、あぅ・・・っ」
腹の奥に ズン と重い衝撃。
入った・・・。奥まで。俺の中に・・・綾木が。
それだけしか思考は働かず、内壁を擦り押し上げられる感覚に、次第に速度を上げる綾木に、漂う甘い彼の香りに、快感で満たされるだけの身体。
最初のコメントを投稿しよう!