未知との遭遇

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全身に悪寒が走り、じわじわと汗が出る。イッたばかりだというのに、もう触られていないのに、またすぐに射精感に襲われる。 綾木から発せられている この甘い香り。これのせいだ。これが、αのフェロモン・・・? 「あや・・・あ、ぁっ」 奥に向かい進んで来る猛獣を、身体は自然に受け入れようとする。さっきまでとは何かが違う。 「は・・・、あぅ・・・っ」 腹の奥に ズン と重い衝撃。 入った・・・。奥まで。俺の中に・・・綾木が。 それだけしか思考は働かず、内壁を擦り押し上げられる感覚に、次第に速度を上げる綾木に、漂う甘い彼の香りに、快感で満たされるだけの身体。
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