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過去にもらった作品の感想を、ふとたどってみる。
『すごく好きな作品です。読みやすく、展開もお見事でした』
『良作ですが、まだまだ面白くなりそう。これからに期待しています』
『感動しました。私もこういう作品を書けるように頑張りたいです』
もらった感想の一つ一つが本当に大切で、それらがいつでも、また次への原動力になる。
そして、断言できる。この作品は、今の自分にしか書けないものだ。次の自分がまたこうやって小説を書いたとしても、今の自分と同じような作品にはならないだろう。次の自分だって、次の自分にしかできない経験をするのだから。
次の自分がどんな人生を送るのか、今の自分には分からない。少し、次が楽しみに思うようにもなった。
でも、今を生きるのは、今の自分自身だ。
もう、「また次があるから」じゃない。
できることであるならば――――
今はずっと生きていたい。
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