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引っ越し
「あー、やっと終わったぁ」
私、河野華怜(こうのかれん)。高校二年生。17歳。華の青春時代を過ごしております。
華「今日から一人暮らしだぁ~ヒャッホーい!!」
ただいまハイテンション(笑)
今日は親とバトったずっと夢だった一人暮らしが叶った日である。そして…
≪ピンポーン≫
華「はーい」
?「お誕生日おめでとう!華怜!!」
華「おばあちゃん!ありがとう!!」
そうっ!今日は私の誕生日なのである!
お「今日はそういえば引っ越しだったわねぇ~これから頑張って☆」
華「えへへ(∀`*ゞ)あ、上がって!」
お「ありがとう。よいしょっ」
華「?なに?それ?」
お「誕生日プレゼントよ。あんたのね。」
華「えっ!?なになにぃ~?開ける開ける!!」
お「あっ!ダメっ!それは私がいなくなってから開けなさい!」
華「えー、いなくなるって………えっ!?おばあちゃん、今日泊って行かないの!?」
お「ごめんね!近くの旅館に今日は泊るのっ!露天風呂入ってぇ、夕食と朝食はバイキングでぇ~(^^♪」
華「むぅ…しょうがないなぁ。また泊りに来てね!!」
お「うふふ(*´艸`*)いいわよ。楽しみにしている。」
華「あ、だけど今すぐここを出るというわけではないよね?」
お「あーごめん。もう行かなきゃ。また明日でも来るわ。」
華「うん。待ってる。プレゼント、ありがとう!」
お「どういたしまして。お勉強も頑張るのよ。」
華「はーい。じゃ、またね!」
お「じゃあね」
おばあちゃんはにこりと笑って家を出て行った。
華(そりゃあ大変だろうな。だっておばあちゃん、京都から来たんだものね。)
私が暮らしているのは東京都。そう考えるとあの年でここまで来てくれたのにここで引き留めて無理させるのは可哀想すぎる。だからおばあちゃんには旅館でゆっくりと休んで元気になってまた明日来てほしい。明日はおばあちゃんと出かけよう(^^♪
………あ…………プレゼント………開けよう!!!!!
何が入っているんだろ…?
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