眠れぬ夜を抱いて

16/23
前へ
/191ページ
次へ
東京都〇〇高校に勤めていた破廉恥教師 先日我々週刊SKYに届いた写真。この写真は〇〇高校に通う2年生の男子生徒が暮らすマンションを写したものだ。ご覧の通り、二人は恋人のように重なっている。 撮影したのはこの男子生徒の恋人Kさん。 Kさんは、男子生徒(以下A君)の母親が、勤め先の店長だった男と失踪した後、急接近して付き合うようになったと教えてくれた。 ちなみにKさんも男性だ。 取材する自分も彼の写真を見たが、色白の綺麗な青年というのが第一印象。だが、17歳の青年は未成年者で親の力が必要だ。そんなA君の母親が妻子ある男と失踪して子供を捨てるとは、A君にとっては筆者の想像を超えた辛い経験だったに違いない。 だが、傷付くA君をKさんは根気強く元気付けた。ところが、日に日に自分を取り戻していくA君に最近になって悩んでいる様子が増えたと感じたらしい。彼は「Aにすぐに話を聞くべきだったんです。でもなかなか時間が作れなくて、今では本当に後悔している」そう話す。Kさんもとても悔しそうだ。 ある日、A君から呼び出されたKさんは泣きながら忌まわしい出来事を聞く。 それが写真でもわかるようにA君に口付けしているこの男の事だった。 この男はなんと〇〇高校に通うA君の担任。しかも結婚しているというのだから空いた口が塞がらない。 高校に問い合わせたところ、この記事が出る前に辞表を提出している。逃げたと言っていいだろう。 辞表提出前にこの元教員の実家にも直接電話で取材をした。母親は戸惑った様子で何かの勘違いと繰り返し、息子可愛さに庇っているのがよくわかる。 そして本人が電話に出ると、悪びれるどころが何も言わずに質問には一切答えない。 A君はこの元教員に悪戯された時のショックで入院もしている。 A君の叔父や叔母にも取材を試みたが、現在返事はない。 立場を利用して弱った生徒を食い物にする教員がいる。生徒を守る立場でありながら、その立場を利用して道徳に反する行為をした教員は絶対に許されるべきではない。 教育委員会は我々の取材に対し、確認中とだけでこちらも遅い対応に批判は集中している。 一刻も早いA君の心と体の回復を祈るばかりだ。
/191ページ

最初のコメントを投稿しよう!

519人が本棚に入れています
本棚に追加