第1話 スクールバンド

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入ってきたのは制服を着ている彼ら 全員星野学園の生徒。 これが社長の選んだバンドマン達?少し思っていたのと違う 「社長、バンドを組むうえで聞いておきたいことがある」 「なんだね、星哉君」 「俺達ステラは解散する予定はこれっぽっちもない。それとは別にバンドを組むなら話は別だ」 ふむ。と、社長は少し考えて間を開けた 星哉と特別仲がいいと言うわけでもない どちらかと言えば話は噛み合わない方だと思っている けど、ステラの話はまた別問題だ。 星哉はファンを大切にしている奴だ 一時オレとの不仲説が回った時も必死にファン達の説得に回って、誰よりも 努力してきたことをオレは理解しているつもりだった。 「分かった、ならこうしよう。」 ポンッとこぶしを手のひらにおいた社長 何かいい案でも浮かんだのか。
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