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入ってきたのは制服を着ている彼ら
全員星野学園の生徒。
これが社長の選んだバンドマン達?少し思っていたのと違う
「社長、バンドを組むうえで聞いておきたいことがある」
「なんだね、星哉君」
「俺達ステラは解散する予定はこれっぽっちもない。それとは別にバンドを組むなら話は別だ」
ふむ。と、社長は少し考えて間を開けた
星哉と特別仲がいいと言うわけでもない
どちらかと言えば話は噛み合わない方だと思っている
けど、ステラの話はまた別問題だ。
星哉はファンを大切にしている奴だ
一時オレとの不仲説が回った時も必死にファン達の説得に回って、誰よりも
努力してきたことをオレは理解しているつもりだった。
「分かった、ならこうしよう。」
ポンッとこぶしを手のひらにおいた社長
何かいい案でも浮かんだのか。
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