第2話 仕事として

1/19
前へ
/271ページ
次へ

第2話 仕事として

オレ達はあれから2日が経過し、いつも通りの生活に戻っていった バンドは仕事の1つとして考えているので、大変というわけではない オレが楽器触るわけでもないし、星哉経験者とか言ってたし。 (星哉とは個人的な事、1回もしゃべったことないもんな。) 星哉がツンツンしてるせいで、お互い仕事以外じゃあまり絡まなくて ずっと距離を置かれているような気がした ステージの上ではすごい肩とか組んだりファンサとかしたりするけど、そんなのじゃない。友達のような仲になりたいとは星哉は思わないのだろうか 「理人くん!」 「ん、どうしたの?」 「あの、これっ。受け取ってほしいの……!」 数人の女の子達が一度に差し出してきた大きな袋 何だこれ。という顔は控えて、笑顔で「ありがとー」と受け取る 彼女達は赤面になりながら教室から飛び出していった お、おもい。かなり重い……何が入ってるんだこれ
/271ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加