第1話 スクールバンド

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スタジオから出ると雪がハラハラと降っていた ここに来る時まではまだ降ってなかったのにな。 時刻は夜の9時過ぎ。周りにはまだ車が沢山通っている オレは杏理人、高校2年生 子役から入り、モデル共に最近はアイドルデビューもした 隣にいるのは、同じく高校2年生の園田星哉。 星哉とオレはアイドルユニットを組むパートナーとして、最近は共に仕事をすることが増えてきた。 「マネ、オレ先1人で行くから」 「送るわよ?」 「いい。今帰宅ラッシュで道混んでるだろうし走った方が早ぇーの」 そう言って星哉は行ってしまった マネはオレを家まで送り届けて、今日は仕事終了だ クタクタだし、体は冷えまくって凍ってしまいそう。
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