第1話 スクールバンド

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時計を見ると、もう1時過ぎだということ。 全然気づかなかったぁぁぁ。 「お前、ラインやっと返事きたと思ったらまた返事ねーのな」 「えっ嘘、ごめん。」 「SNSの更新も朝からしてないだろ」 忘れてたーー。 完全にオフな気分でいたから何もしないでいいと勘違い この数年活動してきた中で今年一の疲れが出てしまったのだろうか ほんとごめん。 「疲れてんのか」 「人の心配より自分の心配したら?昨日も夜遅くまで仕事だったんだろ」 「まー、な。」 「?」 何か突っかかるような返事しないでよね。 あんま表情を出さない分言葉で伝えるようにって言ったはずだろ。
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