下心はなかったはず

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 何度もキスを繰り返し、両手で包み込んで柔らかくしごきあげるとむくむくと大きく膨れた。先をほぐすように舌先をねじ込むようにすると彼の膝ががくがくと震えだす。    大きい。梓の手首より太いし、長さもある。しかしもう止まらなかった。顎が外れるかもしれないと思いながら先を口にいれた。    (へへ。えへへ)    嬉しくて笑いそうになるのをこらえ、がぽがぽと音をたてながら頭を上下させると喜久知が呻いた。見上げると、顔を真赤にして震える彼と目が合う。   「あ、あ」    じゅるじゅると吸い上げると、喜久知の手が梓の頭を抑え込む。喉奥まで押し込まれえずくがその震えが彼に吐精を促したらしい。   「ぐ、うあ」    (出して。出してよ。いっぱい、全部、全部、欲しい)    大きさも太さもすごかったのに、白濁の量も信じられないくらい多かった。すべてを飲み干せず吐き出し咳き込んでいると壁にもたれたまま座り込んだ喜久知がそっと背中をなでてくれた。   「悪い。大丈夫か」   「えへへ。げほっ。全部、飲み干せなかったぁ」   「お、おい?」    へらへらしている梓は手の甲で顔を拭い座り込んだ。    そのまま寝技に持ち込めればよかったとあとになって思った。喜久知は梓を甲斐甲斐しく世話し、その日はそれ以上何もさせずに昼食だけ食べさせて帰したのだ。    そしてそれから一年の間、喜久知のをしゃぶる以上のことはさせてもらえず月日は流れた。

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