はじめに 〜登場人物紹介〜

1/1
前へ
/638ページ
次へ

はじめに 〜登場人物紹介〜

【 人間たち 】 *真賀田(まがた)秋鹿(あいか)  …主人公の少年。中学一年生。   母親の故郷で、祖母のハルと一緒に暮らす。   菓子職人である父親の影響で、ケーキを作るのが好き。   あやかしに好かれる匂いを持っている。 *真賀田(まがた)ハル  …秋鹿の祖母。夏紀の母親。   事情により、二十代前半くらいの外見をしている。   喫茶店『カトル・セゾン』の店主。   あやかしとは子どもの頃から親しんできた。 *真賀田(まがた)夏紀(なつき)  …秋鹿の母親。秋鹿とは離れて暮らしている。   あやかしのことが苦手。   長年、ハルとの間に大きな溝があったが、ただいま修復中。    【 あやかしたち 】 *(うら)ら彦  …オロチの頭領の一人息子。   長い髪を持ち、女性的な格好をしている。 *清明行者(せいめいぎょうじゃ)  …人の心を読むサトリという妖怪。   飄々とした性格。野遊丸とよく一緒にいる。 *野遊丸(のあそびまる)  …ヤマビコという妖怪。人の言葉を真似る。   子どもの姿をしている。いたずら好き。 *助六(すけろく)  …黒い日本犬の子どもの姿をしているが、元は神社の狛犬だった。   人間に化けることが出来る。(人間の時は、成人男性の姿)   手先が器用で、裁縫も得意。 *茶漬け  …白いポメラニアンの子犬の姿をしている。   助六と同じく元は神社の狛犬だった。   哀しいことや辛いことはすぐ忘れてしまう。 *銀河(ぎんが)  …人の願いを叶えることのできるオサキという妖怪。   元は人間に傷つけられて死んだ猫だったが、   蜘蛛の姿になって暴れていたのを、秋鹿が助けた。   *(ひいらぎ)和馬(かずま)  …オロチと人間との間に生まれた少年。高校生。   人間として生活している。   妖怪からも恐れられる「邪眼」を持っている。   秋鹿とは子どもの頃に一度会ったことがある。  *無月(むげつ)  …白澤という妖怪。「白帝」とも呼ばれる。   秋鹿たちの住む地域の妖怪たちを束ねている。   甘党。いつも白い着物を着ている。人間が好き。 *尾花(おばな)紗和子(さわこ)  …古い花の気の妖怪。女子高校生の姿をしている。   妖怪としての名前は「花尾」。   狐の頭領である夕涼のことを慕っている。 *鳴子守(なるこもり)  …山に住む山童(やまわろ)という妖怪。   眼帯で片目を隠している。物静かで控えめな性格だが、仲間思い。 *籠枕(かごまくら)  …(むじな)という妖怪。   子どものような外見で、頭巾を被り、大きな杖を持っている。 ーーーーーーーーーーーー さらに詳しくは、 *前章四部作 『レモンタルトの午后』『笑うキャロットケーキ』 『さよならサヴァラン』『アップルパイ再び』 *番外編 『チョコレート猫』 を、ご覧下さい。 どうぞよろしくお願い致します*
/638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

916人が本棚に入れています
本棚に追加