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歩いている道ではいつものように人を見かける
すれ違っては再び出くわし出くわしてはすれ違う…
そうした事は同じように起きる中…
私は常に『違う事』を感じていた
それは『本人そのものの事』に限らず
見かける人そのものの『全て』にあった
見かける人達は全てが違う
誰もがみな『それぞれの事』を持っている
一見普通と変わらない意味では同じ
そうした存在でさえ
『気づいていないところ』に必ず『それぞれの事』がある
それは色んなところで色んな形で現れるもの
それぞれがそれぞれの過ごし方をして
それぞれがそれぞれの思い、そして気持ちを抱いている…
気持ちを基本に私達には私達の『それぞれ』がある
違いを感じるのはそれこそ…
『誰もがそれぞれの気持ちを抱いている』からなのかもしれない…
『気持ち』というのは本当に不思議
形あるもの
形ないもの
その全てを『それぞれにする』のだから…
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