ボッチ氏の悪戦苦闘・孤軍奮闘w(お試し読み用)

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さて…この落とし前…どうつけさせて貰おうか…。 時間は午後1時過ぎ。 動けない俺は風紀室のソファに寝そべったまま、優雅にコーヒーを飲んでる風紀委員長様を見た。 そう、動けない。 体は鍛えてるから普通なら疲労で動けなくなる様な事は少ない。 ただ今回は違う。 ガチで動けない。 あいつ等に遠慮なんて生易しいもの無かった。 薬は抜けきったが…本当にどうしてくれようか。 取り敢えず、あのタイミングで電話を寄越したあの男は湾にでも沈めてやろう。 「いつまでそんな顔をしているつもりだ」 「風紀委員長様と副委員長さんが床に額を擦り付けてむせび泣きながら許しを請うて、自ら猛獣の餌になりに逝くまで…かな?wwwwwwww」 「つまり、死ねと」 「そういう事かもwwwwww」 これは強姦だよwwwwwww 同意の上ならいいんだけどね!?wwwwwww 襲われた挙句、掘られるなんてwwwwwwwwwww しかも薬の所為で酷い醜態を晒してしまったwwwwwwwwwwwww くそ…たかが一介の高校にこうもやられるなんて… 相手が高校生だ、実力がばれたら面倒だと考えない方がよかったのか… 「強情だな。いい加減堕ちればよかったものを」 「いろいろな意味で受け入れられない意見ですwwwwwwww」 「2人がかりでやったのに堪えたのか堪えてないのか、いまいち判断に苦しむね」 紫乃さんがこちらの心情を理解できない様子。 俺はどこまでも素直に暴言吐いてるだけだけどねwww 諸々の事情でこういう事には幾分かの慣れはある。 でもこれは怒るけどね!!wwwwwwwwwww 大体において俺は掘る側だし。 何が悲しくて高校生…俺より年下にこんな事になってんの? 3年生に在籍中だけどこれでも19歳だからな? ……留年ではない。 ガッコには小学校の途中までしか行ってない。 そう…義務教育の半分も受けていない俺が赤点取るのは必然である。 そんな俺の人生はそんじゃそこらの同年代よりちょっぴり濃いと思う。 まぁその辺の話は捨て置こう。 今日中にできれば理事長とやらに話を聞きに行こうと思ったのだけどコレは無理そう。 「と言うかお二人さん。この後どうしてくれんのさ。学食行きたかったのにこれじゃ動けねぇ」 「自力でどうにかすればいいだろう」 「………………………………」 丸投げしたよこの人wwwwwww ちくしょう、今日は清雅と学食でメシ食う約束してたのにwwwwwwww 試しに動こうとしてみるも上半身はすんなり動いても、下半身は鉛とかの比喩のレベルじゃない。 絶倫コンビめwwwwwwwwww でもマシになった方か。 さっきまではコンクリートで固定されてるのかってレベルだったし。 時間は今4コマ目が始まったあたり。 自然治癒力に賭けるか。 なんだかんだ言って回復力には自信がある。 あと20分ぐらいで歩けるようになることを願おう。
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