ボッチ氏の悪戦苦闘・孤軍奮闘w(お試し読み用)

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理事長室へ行くのは明日にしようと考えた俺は放課後、寮に戻った。 「あ~。ユキユキ~荷物届いてるよ~」 「そのフザケタ呼び名は却下しましたが?ていうか荷物くれ」 「ユキユキはユキユキだもんさ~はいコレ、荷物。地味に重いし長いけどナニコr…」 「!ああ゛あ゛あ゛ッ!!俺様の相棒ッ!!やっと戻ってきたかッ!!くッ… この待ち期間どれほど心許ない気持ちでいた事か!!あの野郎!」 合法ニートが取り出した荷物であろう物を奪うように取り愛でる。 ここへ編入する前に『手入れしてやる』と言われ渡したっきり中々戻ってこなかった相棒に感激とここまで遅くなった奴に怒りを覚える。 「相棒?ユキユキ~中身何なの~」 「合法ニートに教える言われはありませんwwwwwww荷物は受け取ったので、さいならwwwwwwwww」 俺は長細い箱の荷物を後生大事に抱えて部屋へ急ぎ、中に入ると鍵をかけ、寝室にて開封の儀。 箱たら出てきたのは10桁の番号のロックのかかった箱。 その箱はとても軽いが戦車に踏まれても耐えられる特殊素材。 10桁の暗証番号を入力してふたを開けると姿を現すソレ。 一点の光すら許さないと言わんばかりの黒一色のソレ。 シャァッと滑りよく出てきそこだけは逆に濁りも許さないと言った白銀が波を立てている。 それを片手に何度か腕を振り感覚を確かめる。 あぁ…この重さ、手に収まる感覚。 光に照らされる白銀。 うずうずしてくるなぁ…真っ赤に染めて断つあの感覚を………と、あぶねぁあぶねぇwwwwwwwww 今はまだ一般高校生なんだwwwwwwww 今は我慢しろ俺wwwwwwwww 深呼吸してひょっこり顔を出してしまった衝動を抑える。 今はKHの千人切りでもしてようか。 相棒をいつも使っていた専用の布袋に入れて上を紐で縛る。 うん、すぐにキレたりしてたのはコイツが居なかったからだwwwwwww 精神安定剤は必須だねwwwwwwww あ゛――これで安心できるよ~ 俺はその布袋の肩掛け紐を肩にかけ背負う。 そうそうこの重荷だよ。 ここまで来れば何が相棒か分かった人も居るんじゃない? そう! 俺の相棒は“日本刀”!!! そしてそれ専用の特殊繊維で織られた刀袋も相棒と同じ黒一色!! この相棒、銘を【死喰】-シグイ- 命あるものを喰らい死に曝す。 …俺が考えたんじゃないよ? これを打った人がつけたんだよ? 俺の事中二病だって思った人挙手しなさい………………………………そう…死に曝せ!! -・-・-・-・-・-・-・≪少々お待ちください≫-・-・-・-・-・-・-・- さて、んじゃ夕食の準備しようか。 え?死体? 何言ってんだよ~www 俺はKHの千人切りしてただけだよ? それに俺はオタッキーな男子高校だから生けるもの屠るなんて無理www あー今日は何にしようかな~ ん~オムライスメインにしよっか。 ハイ決定! さーてメシ飯ww
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