ボッチ氏の悪戦苦闘・孤軍奮闘w(お試し読み用)

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目が覚めたのはチャイムの音だった。 携帯で確認すると昼休憩に入るチャイムだと分かった。 本当に人来ないのなwww 超安眠www 鍵かけてるしねwww ……メシどうしよう……購買でいいか。 屋上を出て購買があるだろう場所に赴く。 無駄に広いよ!www 部活棟から本校舎に戻りウロウロうろうろ。 購買に来たのは屋上を出て15分後。広いよwww 数人の生徒が居た。 ほとんどの生徒は昼は学食みたいだ。 適当な弁当を購入+野菜ジュース。 野菜大事w それにしてもww弁当が1つ3500円って何さwwww 最早ギャグの域www 最終的に払うの俺じゃないからいいけどさwww 弁当袋片手に安息の地(食事場所)を求めて徘徊。 早くしないと授業始まるとか気にしないからwww 明日『オメェの席ねェから!w』とか言われても関係ないもんwww とか考えながら歩いてたら40分休憩終了w しょうがないので中庭にて優雅に遅めの昼飯だwww もごもごとメシ食ってたら何か気配感じた。 まあ、人間多いとこだしね。 とか考えてたら数十秒後視線感じた。 視線の方を見たらあら不思議www ホストがいるwww 生息分布間違えたんじゃない?www 歌舞伎町にでも座銀にでも六本木にでも帰れwww ジ――と目が合う(俺氏食事続行中) 「おい。もう授業始まってんぞ」 金パの柄シャツホストが二階窓から俺を見下しながら言う。 そんな貴方は校内たばこ吹かしてんじゃないよwww 受動喫煙の方が出てくるからwww タバコと酒は体が衰えるから嫌なのwww 「食事中なんでwww」 「休憩中に喰え。教室行け」 「大丈夫!ww将来に微塵も影響ないからwww」 「俺が成績落として留年させてやるよ。3年の何組だ」 「9組ですww」 「午前中の授業に欠席者はいなかったが?」 (・д・)チッ…タイミングの悪い。 もう嫌wwこのホストwwクラブに帰って女にドンペリ貢がせとけよぉww 俺の昼飯タイムが台無しじゃないかww 俺は残りのご飯とジュースを飲み干して立ち上がる。 「もう用事ないんでwwバイチャww」 なんか睨んできてたホストを無視して俺は颯爽と中庭を後にした。 ゴミは途中で適当なゴミ箱に処分して校内探索。 いやぁ~生徒のいない静かな廊下は平和だね~ 世界もこのくらい平和であればいいのにねww 永遠に無理だろうけどさww 廊下を歩いて外を歩いて…気づいたら6コマ目ww そしてダラダラしてたら裏庭にて不穏な気配。 平和など存在せぬww 近づいたら聴力のいい俺の耳に会話が聞こえた。 ≪…や……なしてっ…………れか!≫ ≪…念だったな…は……ちゅう……ない≫ ≪……やく、やろ……してやる……≫ ≪おい…さえて……から≫ ……………全力でよくない事っぽい。 気配を殺して近づけば案の定。 強姦現場でした。 男同士ww こんなとこで見ちゃうとわwww 戦場で捌け口がないとかじゃないんだからww あwwここかなり閉鎖空間かwww 善良な俺様wwwどうしようwww 悩む時点で善良じゃないかwww
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